傲慢の果ての哀しみ青大将 たけし
今年は我家の庭に蛇が多いような気がする
家内は巳年のせいか蛇を怖がらず
抜け殻を見つけると大切に保管している
蛇はいつでも単独行動のようだ
蛇も加齢はするのだろう
ここのところの暑さでその動作は緩慢そのもの
声なき声の悲鳴を感じる
傲慢にふるまった青壮年期の面影は薄い
その哀しみは人の世界も変わらない
今年は我家の庭に蛇が多いような気がする
家内は巳年のせいか蛇を怖がらず
抜け殻を見つけると大切に保管している
蛇はいつでも単独行動のようだ
蛇も加齢はするのだろう
ここのところの暑さでその動作は緩慢そのもの
声なき声の悲鳴を感じる
傲慢にふるまった青壮年期の面影は薄い
その哀しみは人の世界も変わらない
2018.6.8 俳句大学 一句鑑賞 工藤恵専