「千里眼の復讐 (角川文庫 クラシックシリーズ 4) 」 2008年07月16日 | 書籍レビュー [感想:★★---:平均レベル(人によっては)] 「千里眼の復讐」(松岡圭祐著、角川文庫 クラシックシリーズ4) 松岡圭祐の他のシリーズは、落ち着いた感じがあってよいのだが、「千里眼シリーズ」は段々質が落ちているような気がする。特に「千里眼シリーズ」で主人公岬美由紀の正体が明らかになってしまったので、それより過去が舞台となる「千里眼のクラシックシリーズ」は今一魅力に欠ける。今回出版された「千里眼の復讐」はどうも趣味が悪く、読後の爽快感がまったくなく、読み終わるなりゴミ箱に捨てた。