サスティナビリティー & 『サバイバリビリティー』

2009年01月02日 | Weblog
   ◎日本経済新聞に『サバイバビリティ』(生き残る力)を問われる時代に入ったとの…松本紘京大総長の記事が掲載されていました。

   歴史的な転換点を迎えた世界において、国家や企業、個人が生き残るため条件を問われてのインタビュー記事です。

   サスティナびリティ(持続可能性)を目指すといっても、地球の気温も確実に上昇する中で成立しないのは明らかで…サバイバビリティであると…

   Wikipediaで『サバイバル』は…人間が文明や人間社会から隔絶された状態、もしくは文明の恩恵を十分に享受し難い状態で生存し続けること…とあります。

  い生き延びるか…死ぬか…

  昨年、ある外資系企業の方の声に…
  
  サバイバルの時代に入った事を痛感している。

  12月は土日もなく働き、来年は会社の半分はいなくなるだろう…

  殺すか殺されるかというのがサバイバル…と…
  
  確かに、激しい表現ですが実感のこもる言葉として受け止めています。

  個人・会社・地域・国・世界のレベルで生存の大競争の時代が始まっていると、私も思います。

  しかし、松本総長の言われるように、『弱肉強食』の世界でなく、欲の暴走を抑える『生存学』を考える必要があると…

  人間自身が新たな価値創造への転換を図る時代だと思います。

  日本人の高い技術と勤勉さは、世界でも誇れる資産です。

  元気な国、元気な企業、元気な地域、元気な家庭、元気な人をつくる事においては、まだまだ可能性がある訳で、

  新たな『元気ビジョン』を政治がリードする事が必要だと考えています。