藤沢市指定重要文化財 建造物 『旧福原家長屋門』

2009年01月23日 | Weblog
     ◎文教常任員会の視察にて、藤沢市の指定重要文化財 建造物 『長屋門』の新林公園への移築復元工事のの模様を視察して参りました。

     長屋門とは、もともとは、大名の武家屋敷門として発生した形式で、江戸時代に多く建てられた門です。
     
     自分の屋敷の周囲に家臣などのための長屋を建て住ませたことが起源のようです。

     この福原家は、渡内村の名主だったようです。

     応永23年の上杉禅秀の乱の時に、渡内に移り住んだと伝えられているとの事。

     所有者の福原家から藤沢市に寄贈され新林公園にて移築復元され4月から一般公開されます。

     長屋門は、正面間口が15.39メートル、奥行 4.24メートルで一部が中2階建ての茅葺き屋根です。

     葦は御殿場の自衛隊の演習場に生えている者が使用され、茅葺き屋根の職人さんは福島県郡山市から来られたとのこと。
  
     見事な茅葺き屋根ですし、やはり全体的に歴史の持つ重みがあります。

     新林公園にはすでに、寄棟造、茅葺き屋根の古民家『旧小池邸』も復元されています。

     梅の花も咲き始めています。

     この公園は、私も参加している地域の安全パトロールコースでもあります。
      
     自然に囲まれた素晴らしい…ナイススポットです。