高齢社も若者も元気で働く!ことのできる・・・フィールドの拡大

2011年01月24日 | Weblog

          ◎日本の健康寿命…介護を必要としないで生活できる寿命は、平均で74歳


           元気で働けるのに…60歳定年で働く場所を失ってしまう人が多い働き方は残念です。

                        


           
          高齢者の就業率を高めると…反面、若い人の就業機会を減らすという懸念から…


          超氷河期と言われる大学生等の就職状況などからすると、高齢世代は早く退場してほしいという


          事になり利害が一致せず…働くパターンのミスマッチが生じてしまうのかもしれません。




                        


          働き手が少なくなる、生産年齢人口現象のの問題を示す指標に…“従属人口指数”というものが


          あります。


          老年人口と年少人口の輪を生産年齢人口の比で…高いほど生産年齢人口の負担が重くなり


          このままいくと…この指数が2050年に日本は世界で一番高くなります。


          現役世代3人で高齢者一人を支えている現在から…40年後には1.3人で一人を支える計算です。


          しかし…高齢者がイキイキと働けるフィールドが築かれれば…


          生産人口の減少による労働力不足も解消され、税収も増加をして年金の給付額も少なくなり…


          高齢者が元気な分だけ医療費も少なくて済むことにもなります。


          日本の社会保障費は…現在90兆円ですが、20年後には140兆円を超えると試算されます。


          若い人達の負担が増加して…働けど働けど負担が増え続ける事になっいてはなりません


          イキイキと働く事のできるフィールドの拡大を切り開く知恵の結集が必要です。