◎横浜の資源・技術を活用した公民連携による国際技術協力(Yokohama Partnership of Resources
and Techno logies)で新興国などの都市課題解決と市内経済の活性化を推進します。
著しい経済成長を続けているアジアやアフリカの新興国等では、都市化に伴う急激な人口集中からインフラ整備の遅れや環境対策が都市課題となっており、
海外はもちろん、国や関係機関のほか市内企業など、様々な方面から横浜市に対する期待が高まっています。
「横浜市中期4か年計画」の横浜版成長戦略では、「海外ビジネス展開戦略」を位置付け、特に「横浜の資源・技術を活用した公民連携による国際技術協力」を
「Y-PORT事業」として、新興国等の都市課題解決の支援(社会的責務)と市内経済の活性化(経済成長戦略)に、本格的に取り組むこととしています。
新興国等の都市課題解決支援と市内経済の活性化に向け、横浜の持つ資源・技術を活用した公民連携による国際技術協力「Y-PORT事業」を積極的に進めるため、
国際技術協力に関する相談・提案を受け付ける専門窓口(通称:Y-PORTフロント)も今年度、新たに設置しています。
横浜市がこれまで培ってきた都市づくりのノウハウと、市内の企業の持つ先端技術、大学やNPOと連携をし推進をする事業の窓口も設置がなされたことになります。
これまでの取り組みとしては、市内企業の日揮株式会社と「国際技術協力等に関する包括連携協定」を締結、インドで進められる「デリー・ムンバイ産業大動脈」での
FS 調査の支援、世界銀行とJICA(独立行政法人国際協力機構)が主催する「Eco22010 YokohamaInternational Conference on Eco2Cities」を横浜で始めて開催、
新興国でのプロジェクト推進に向けて、国際協力銀行(JBIC)と「環境・都市インフラに関する業務協力協定」を締結等が行われており…
今後も横浜の技術を始めとした公民連携による“トータルソリューション”の提供を膨らませていく取り組みが大切です。