快気分析

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自然災害 仕組みとアプローチ -  北極圏の海底から謎の音 動物達はどこへ消えたのか? そして謎解き

2017-02-05 13:37:44 | 地震 津波
 北極圏の海底から謎の音について原因の追跡と筆者の考察を今回は記事にして見ました。
 まず記事で書きたい事は、「見られなくなった動物達の死骸が特に見当たらない」、と言う事です。
 これは、これら動物が死んだのではなく移動した、と考えるのが普通ではないでしょうか。
 それは何処へ?となればそれは「海中からの異音がしないエリアへ」となるのは当然と考えられます。
 話は別の観点になりますが、筆者は次のように考えています。
 それは「海底からと思われた音は、実は海底からでは無く、氷の音が海底に届いてそれが反射したものだった」と言う事です。
 そして仮に海底からの反射音だった場合、動物は海底から遠い陸上部に集まる傾向があるのではないか、そして動物の死骸が見当たらないのはその為では動物が死んだのではなく、「陸上部に異動できる動物は移動し、移動できない動物は異音のするエリアから離れた海域に移動した為」、となります。
 実際に動物がいなくなったと認識している地元住民とはイヌイットであるようです。

引用開始(一部抜粋)

http://www.afpbb.com/articles/-/3114817

 異音が確認されたのは昨年末。イグルーリック(Igloolik)村に暮らす先住民イヌイット(Inuit)の猟師らが、北西航路(Northwest Passage)とハドソン湾(Hudson Bay)の間に位置するフューリー・ヘクラ海峡(Fury and Hecla Strait)の沖合でビープ音を複数回耳にした。
 この海域では通常、イッカクやホッキョククジラ、ワモンアザラシ、アゴヒゲアザラシなどが頻繁に姿を現すが、猟師たちによると昨年から動物たちの姿が見られなくなったという。
 地元ヌナブト準州(Nunavut)のポール・クアッサ(Paul Quassa)議員は、「動物がまったくいなくなった」と述べ、異音が原因との見方を示した。
 最初に異音を報告した猟師らと共に現場を視察したクアッサ議員によると、正体が何であれ、音は「海底から聞こえ」、また大きかったという。
 カナダ軍は昨年11月、センサー装置を搭載した哨戒機を出動させたが、異音は確認されなかった。しかしイヌイットからの懸念の声を受け、軍は音響の専門家2人を現地に派遣し、今月25日から2月2日まで実施される予備役兵によるパトロールに参加させるという。(c)AFP

引用終了

 つまり氷が異音と共に亀裂が入ったり割れる状況になって動物達が逃げ出し、イヌイットの居住エリア、狩猟エリアでは見当たらなくなった、と言う事ではないでしょうか。
 現状では「センサー装置を搭載した哨戒機を出動させたが、異音は確認されなかった。」との事ですが、実際の元々の音源が海底なのか、地中なのか?と言うのは「海に浮かぶ氷の上端と下端と、海底地下数十メートルと、そして陸上部の地下にそれぞれ聴音装置をつければかなりの状況はわかる」と思うのです。