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仕組みとアプローチ -  アメリカ大統領選 カマラ・ハリス候補で接戦になる可能性を考える

2024-07-24 09:13:40 | 大統領選
 今月22日の記事、サブタイトル「バイデン大統領撤退声明とインド系のカマラ・ハリス氏の擁立」の中で、パンデミックとかの特殊要因でも起きない限り、共和党有利かもしれないと言う主旨の事を書きましたが、どうも情勢把握が十分でなかったようで、もう少し調べてみると民主党も賛同者がまだ結構多いかも知れず、大統領選は接戦になるかもと思えて来ました。
 一つの理由はバイデン大統領のこれまでの政策で恩恵を受けている人達は少なからずいるわけで、その恩恵を維持したいと考えている可能性が高いからです。
 例えば移民容認、不法移民のある程度の容認ですが、それだけ激安な低賃金で働いている人が多くいるわけで、そうすると例えアメリカの中間層とかでもそうした激安低賃金労働者がいてくれた方が助かるはずです。
 また低所得層はそれなりに公的支援を受けられるて、かえって中間層よりも安定した生活をしているケースも少なくないとかで、これが(アッパーミドルでない)中間層の不満になっているとかの話もネットでは散見されます。
 もしかして低所得層の少なからぬ割合は民主党に票を入れる方向となるのでしょうか。
 これまでの民主党バイデン大統領の政策に嫌気がさしている人達がいる一方で、その裏返しでバイデン政権の恩恵が続いてくれた方が良いと考えているグループもいるのでしょう。
 また中南米からの移民とかでも家族を早くアメリカに呼び寄せたい、家族に仕送りしたいと考えている人達は民主党政権が続いてくれた方が良いと思っている可能性が有り、更に対中国で厳しい政策を宣言しているトランプ候補が大統領になると困るような中国系のアメリカ有権者もまた民主党に傾くのでしょうか?
 多くの情勢を調べる程、大統領選がどうなるのかわからなくなってきました。


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