快気分析

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仕組みとアプローチ -  パスワードの使い回しはダメなのに何で顔写真の使い回しの方向に向かっているのか?

2023-06-04 08:04:03 | 情報システム
 改正マイナンバー法など成立し、紙の健康保険証は廃止されてマイナカードに一本化する方向のようです。
 まあ現状の保険証に顔写真が無い、というのも問題ですが、だからと言って今度はやがて運転免許証などととも統合化するかどうかみたいなのもおかしな話です。
 何故か?と言うと、顔写真も一つのパスワードと同じ意味を持つのですが、セキュリティーの面で「パスワードの使い回しは危険なのでやってはいけない」と言うのが殆ど誰でも知ってる常識なんです。
 つまり健康保険証の顔写真と運転免許証の顔写真が同じ写真と言う事にやがてなって行くのだとしたら、それは「同じパスワードの使い回しと同じ」、と言う事なのではないでしょうか?
 世界には自分とそっくりな人間が3人はいる、と言われているのですから正面顔で写真で判別できない程度なら更に多く、少なくとも20人~30人以上はいるのではないでしょうか?
 なのでそもそも正面顔の小さな写真だけで個人が特定される事自体も問題ですが、それで更に健康保険証以外の用途にも使われてしまう、と言うのは「元々危険なパスワードを更に使い回しをする」と言う事にもなるわけで、これってかなり危険な事に思えます。
 「いやいや4ケタのパスワードが有るじゃないか」などと言ってもたった4ケタ、しかもパスワードを入力する時に自分以外に盗み見られないような装置を本当に普及できるのか?など疑問だらけに思えます。
 また以前の記事でも書きましたが、店などに置いてあるクレジットカードの読取り機にカード偽造団が夜間などに忍び込んでデータをのぞき見できる仕掛けをするとかのリスクについても、だったらマイナンバーカードの読取り機の有る例えば中小、個人の病院とかの建物に完全なセキュリティーシステムを高額な費用で設置できるのか? 情報を盗もうとする側はそのセキュリティー会社にだってスパイを送り込むだろうし、とか。
 このあたりを専門家はどう見ているのでしょうね。


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