8月1日(日)の朝、宿で目が覚めたら予報通り晴れでした。今日も暑くなりそうです。
宿の朝食は7時半からなので朝風呂に入ったりしました。
朝食の席で一月前にツールド美ヶ原に出たことを仲居さんに話したところ、美鈴湖のところで子供達と太鼓をたたいて応援されたとのことでした。
朝食後すぐにチェックアウトを済ませ、自転車の準備をします。
地本屋さんのご好意で、美ヶ原から戻ってくるまで駐車場に車を置かせてもらえました。
ツールド美ヶ原のスタート地点まで移動して、全員で一斉にスタートです。かなり暑いです。
温泉街を抜けて坂道に入ると、妻と上の子が遅れ始めます。
私はと言うと、・・・激坂に入った途端、辛くて心が折れそうです。乗鞍の疲れが残っているのか、すぐに息があがって来ました。
暑さのせいとか、重いカメラを背負っているからだとか自分自身に言い訳をして、激坂のカーブ付近は押して上りました。
下の息子は水泳部で鍛えているせいか、元気いっぱいで上って行きます。彼曰く、美ヶ原を上るよりも水泳部の練習の方がキツイそうです。結局、美鈴湖に着くまでに彼の姿は見えなくなってしまいました。
美鈴湖で全員がそろうまで待ちます。
熱中症の心配もあるので、ゴールするまでに3カ所で休憩をしました。
かなり遅れて妻と上の息子がやって来ました。上の子はかなりの部分を押して上ったとかです。昨日の頑張りはどうしたのでしょうか?
十分に水分補給をしてから再スタートです。次はツールド美ヶ原のジュニアコースのゴール地点で休憩です。美鈴湖に沿って平坦な道を走った後、また坂道が始まります。
乗鞍は平坦部がほとんど無く、上り坂が続くのに対して、美ヶ原は上り坂に加えて平坦部や下り坂部分が途中途中でかなりあります。このため、両者の平均勾配は似ていますが、上り坂部分については美ヶ原の方が全体的にキツイです。また、後半部分にかなり急勾配の坂道があるので、それまでの疲れと相まって心が折れてしまい、自転車を降りてしまう人もそこそこいるそうです。特に武石(たけし)峠を過ぎた後の、まっすぐ上って行く坂道はとても急に見えるために、私としては精神的に一番辛くなるように思います。
坂道を少し上っていきますとMTBに乗った若者が見えました。先を走っている下の息子が追い抜きをかけているのが見えます。カーブが続くのでよく見えませんでしたが、私がやっと追い付いたところ、十人以上のグループというのが分かりました。全員を抜くのはしんどいなと思って後ろについて走っていると、最後尾の人が話しかけてきました。子供のことを聞くと、「すごい勢いで抜いていきましたよ」とのこと。仕方ないので私も頑張ることにしました。
なんとか追い抜いてからしばらく走り、ジュニアのゴール地点に到着です。下の子と二人で、妻と上の息子を待ちます。かなり遅れて妻が到着です。「絶対にツールド美ヶ原には出ない」と言っています。
さらに遅れて、上の息子が自転車を押しながら到着です。休憩十分の私と下の子は先に出発です。
この先は少し急勾配が続きます。また、九十九折りではインコースを取ると、かなりの急勾配になります。レースでは道全体を使えますが、今日は車やオートバイが上ってくると左端を走るしか無く、インを走らないといけないことが多かったです。
それにしても下の息子は元気です。少し距離が開くと私がペースを上げて追い付こうとするのですが、私の姿が見えると彼もペースを上げるので一向に追い付きません。今日は小学生に完敗でした。
九十九折りの最後の方で休憩を取ります。時間がたっぷりあるので、花の写真を撮ったりしていましたが、何やら変な虫に太ももをぶすりと刺されてしまいました。しっかり穴が開いて、血が少し出てきました。その後腫れたりはしなかったので良かったですが、かなり痛かったです。
妻が上って来たので、上の息子を待たずに下の子と二人で出発しました。九十九折りを抜け、武石峠を過ぎて辛い坂道を越え、尾根伝いに高速部分に入っていきます。ぱっと視界が開け、美ヶ原高原がいっぱいに広がります。
美ヶ原高原の高速コースです
長い直線の下り坂が続くので、自然とスピードが出ます。その後小さい上り坂を越え、少し下って最後の上り坂を上ればゴールです。電波塔が見えます。
美ヶ原のシンボル?電波塔です
観光客はそれほどいないようです。休憩所でアイスクリームを食べ、ジュースを飲んでくつろぎました。
太陽の光を浴びると暑いですが、吹きぬける風は涼しいです。
すっかり汗もひきました。屋内にいると息子が寒いと言い出しました。そこで坂を下りて残りの二人をお迎えに行くことにしました。でも、少し下ったところで二人がやってくるのが見えました。上の息子は全体の6割は自転車を押して歩いてきたそうです。押して歩くのも辛いと思うのですが、なかなか面白いです。
皆で休憩所に戻ってカップ麺を食べて、下山しました。
当たり前ですが、下界は本当に暑いですね。
宿の駐車場に戻り、自転車を車に乗せて、近くの日帰り温泉施設「ホットプラザ浅間」に移動です。
汗を流し、温泉につかってくつろぎます。子供達の要望で一緒にサウナに入ってさらに汗をかきました。
ホットプラザ浅間で汗を流します
水分補給をしながら涼んでから家路につきました。途中で事故渋滞に巻き込まれましたが、8時前に無事に岡崎に到着しました。
乗鞍と美ヶ原を上ってみての感想ですが、天候に恵まれなかった今回でも乗鞍はとても魅力的なコースで何度でも行きたくなります。次回は是非絶景を拝みたいです。今度はエコーラインではなく、スカイラインの方からも上ってみたいです。一方、美ヶ原は「坂バカ」のためのコースで、坂好きでないのなら自動車で上ることをおすすめします。特に夏に上るのは「おバカさん」だと思いました。
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