ケンのブログ

日々の雑感や日記

個々によって異なります

2021年04月29日 | 日記
ちょっと今、個人的な都合で電気の契約ということを考えている。

今日、ある電力会社のコールセンターに電話した。

何を目安に、契約のアンペア数を決めたらいいのか質問した。

答えは、個々によって異なりますということだった。

それで、質問の仕方を変えて、どんな契約のプランがありますか
それを列挙してくださいと言った。

その質問にはすぐに答えてくださってすべての契約プランを列挙する形で
教えてくださった。

しかし、それでは種類の数が多すぎるし、やはり目安がわからない。

もう一度、この列挙されたものの中からどのような目安が考えられますかと質問した。

答えは、個々によって異なりますとのことだった。

それで、住んでいる建物の平米数を言って、このくらいの平米数の建物でしたらどのような目安が考えられますかと尋ねた。

答えは、契約プランは建物の平米数で決まるものではありませんだった。

それで、では、標準的な世帯ではどのような契約をされますかと尋ねたら。

個々によって異なりますと答えられた。

では、もう、標準世帯とかそういうことすべて抜きにして、どのプランの契約数が一番多いですかと質問した。

答えは、個々によって異なります、だった。

それで、今、僕は、このくらいの電気の消費量で、このくらいの電気代を払っています。そういう場合は、どういう目安が考えられますかと質問した。

答えは、個々によって異なります、だった。

本当に、僕、うそを書いているのではなくて、何を聞いても、ほとんどの答えは、個々によってことなりますの一点張りだった。

そのうち僕もコールセンターのお姉さんもイライラすると言うか疲れてきて、お姉さんが そもそも契約する意向はありますかと聞いてこられた。

契約する意向はありますと僕は答えた。

するとお姉さんは急に声が明るくなって、このプランはどうですか、とその時はじめてプランを具体的に勧めてこられた。

そのプランを勧められる理由は、現状そうなっているから、ということだった。

もう僕もしんどくなってきて、それではそのプランでお願いしますと言った。

電話を切った瞬間に、電話機に表示されて通話時間を見ると48分になっていた。

好きな子と48分話をするならまだ、幸せだけれど、押し問答のような電話を48分も続けるなんて、僕もお人好しなのか アホなのか 単なる変わり者なのか、、、。

電話を切って、しばらくしてから、でも、なんだか心配になってきて、ネットで、「電気、契約、アンペア 目安」と入れて検索してみると、お姉さんが進めてこられた〇〇アンペアというプランは、テレビも見ない、オール電化を考えているわけでもない、電子レンジと クッキングヒーターと、ヘアドライヤーを同時につかうなんてありえない(今は、頭が丸刈りなのでそもそもヘアドライアを使わない)僕には、ちょっと過大なアンペア数の契約だということがなんとなくわかる。

ネットで調べた限りではどう考えてもお姉さんが進めてこられたのよりも少ないアンペア数の契約で足りるようだ。

本当に、こういう対応をされると、おちょくられているのか、バカにされているのか、だまされているのかわからないような気分になってくる。

それなら最初から、ネットで申し込めばということなのかも知れないけれど、僕、ネットにいろいろ記号やらそういうの入力するの苦手。

それに、ネットの契約というのもまたくせもので、知らぬ間に、業者に有利な契約に誘導されることもあるし、、、。

折しも、たまたま、今日の新聞は、本当にスマホなどによるデジタル化が進むと、どこでどう情報をとられて、どんな、情報や広告を、スマホなどの端末に表示してこられるか極めて不透明な世の中になっているという内容の記事がけっこうたくさん載っている。

デジタル化にかたよりすぎてしまうのも怖い、コールセンターのお姉さんは、とても客の相談にのれるような思考力や、知識があるわけではない場合が多い。

特に、今は、コロナの出勤制限で、よりその傾向が強くなっているようにも思う。

それでも、まだ、それなりに社員の質のいい会社なら、コールセンターでらちが明かなかったら、有料ダイヤルでもいいから、東京の本社に電話するとしっかりした職員がしかるべき対応をしてくれる場合もかなり多い。

電気も、コールセンターはたよりにならない、本社に電話をしても、たよりにならない社員が出てきたらと思うと、単に電気代が安いと言うだけで、名前も聞いたことないという会社と契約するのは怖いなと思ったりもする。

しかし、こういう書き方をするとコールセンターで一生懸命、真面目に働いている人には失礼だけれど、一般的には、コールセンターに電話するときは、期待値を高くすると、がっかりするから、アルバイトのように、マニュアル通りの対応をしてくれる子が出る場合が多いということをあらかじめ想定して、期待値をあげないようにしないと、がっかりしたり、頭にきたりすることが多くなってしまうなと思う。

本当に、科学技術が進んでいると言う割には、ショボショボの対応になってしまっている会社が増えているように思えてならない。

まあ、僕も、会社に勤めているとき、お客さんにショボショボの対応をしてしまったこともあるので、人のことをあまり言える立場ではないかも知れないけれど、、、。

まあ、あまり執着をもつとしんどいので、どんな世の中になっても、それはそれで、なるようになる、と考えるのが精神衛生的にはいちばんいいのだと思う

その、なるようになると、信じきることも、なかなか、容易なことではないけれど。

それはともかく、毎日、無事でありますように、それを第一にねがっていきたい。