米国に訪問されている、管総理大臣とバイデン大統領のことを報じる新聞記事に「新冷戦 日米結束」という見出しが出ている。
中国を米国に対抗しうる唯一の競争相手とバイデン大統領は位置づけていると報じられていて、本当に冷戦といえば、僕の世代は、米ソのことを思い浮かべるけれど、ソ連が中国にとってかわる位置づけで冷戦というのが語られる時代になったのかと思う。
中国の拡大によるインド太平洋地域での “”勢力均衡(バランスオブ パワー)“” という米ソの冷戦期によく用いられた軍事用語も紙面に踊っている。
本当に、世界が変革していくときだなと感じる。
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新聞に、立憲民主党が緊急事態宣言の発令を主張していると出ている。
それに対して与党側からは
「政府の対応に100点満点はないから、批判はいくらでもできる」「効果は政策の中身で決まる。名前を緊急事態宣言にしたからといって感染者が減るわけではない」という冷ややかな声が漏れている。と新聞に書いてある。
政策に100点満点はないことは国民の一人としてわかっているつもりだけれど、与党の政治家であるならば、このコロナの難局を、国民とともに乗り越えていこうという気概がもっとあってもいいのではないかと思う。
なんだか、政治家の気骨というものが失われてしまって、小手先の政策や言葉でかわそうとする人が増えたように思えてならない。
省庁も昔に比べると、すぐに、民間委託とか、外部の有識者会議とか言い出すし、自分たちで勉強しようとする気概がないのか、それとも、世の中のシステムが複雑になりすぎて、優秀な省庁の職員でも自分たちでは勉強しきれなくなってしまっているのか。あるいは、効率化に走りすぎているのか。
きっと、それらのいろんな要素が入り混じっているのだと思うけれど。
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この2年くらい、脂っこい食事が苦手で、中華の外食チェーンには行っていなかったけれど、一ヶ月くらい前に一度行ったら、堰を切ったように、また、行くようになってしまった。
昔よりは頻度は低いけれど、、、。
中華の外食チェーンでも、例えば大阪北のターミナル付近などだと単純に食事をしている人が多いけれど、下町の店に行くと、食事というよりも、中華をつまみにしながら、ビールを飲んでいる人が多いということに気づく。
僕がカウンターで食事をしていたら、電話がかかってきて、今は、お店にかかってきた電話も携帯電話のような端末で出ることに気づいた。
若い女性のアルバイトの子が電話に出て、店長に「アルバイトの募集してますか と電話です」と言った。
店長は、急いで中華鍋の料理を仕上げて、電話に出る。
それまでは大きい声を出していた店長が電話では急に小声になる。
それは、そうだろう、アルバイトの募集の電話はお店の人事に関わることなので大きい声で話すわけにはいかない。
本当に、中華のチェーンの店長はいろいろとすごい人が多いなとしばしば思う。
ちなみに、僕は地声が大きくて、会社で、電話のときもなかなか声を小さくできないのがちょっとした悩みの種だった。
お店の、お勘定をするときに「ありがとうね。頑張ってね」とレジのところでバイトの女の子に声をかけていたおじさんがいた。
そういうところは本当に下町風情だなと思う。
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昨日、ある方から、お天気が、ちょっといやですねというようなことを言われた。
僕、テレビを見ないし、ネットや、新聞でもそれほど気象情報を見ない。
東急ハンズで買った、かなり軽量の折りたたみ傘をいつもリュックにいれているので、雨が降ったらそれをさせばいいと思っているし、、、。
それで、ちょっとお天気がいやといわれても何のことかわからないので、「そうですね。天気もそうやけど、春なのに妙に寒かったり、気候もね」と曖昧な受け答えをしてしまった。
そうしたら、その日の夕方から今日にかけて雨で、きっと、僕にお天気いやですねと言った方はそのことをおっしゃったんだなと気づいた。
本当に気象情報を知らないと、会話についていけないこともあるなと思う。
昼間降っていた雨も夜にはやんで、スーパーマーケットから出てくると、北の空の高いところに三日月に近い月が出ていた。月齢を見ると5になっていた。
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コロナのこと、本当にいろいろな数字も心配だし、いろんなところで窓を開け放していて、僕は体感温度の寒暖差が割とある方なのでそれはしんどいと思うけれど、おかげさまで、無事に過ごしている。
あと、そういう数値的なこと以外では、ここ数日、新聞で見る、大阪府知事の顔が何となく不安そうに見えることが僕は意外と気になっている。
きっと知事の方もいろんな情報を受けながら、ギリギリの選択という毎日を送っておられるのだろうと思ってしまう。
それでも、本当に、毎日、何とか無事にということを一番に、考え、願っていきたいと思う。