ケンのブログ

日々の雑感や日記

もうすぐ七夕

2021年07月04日 | 日記
スーパーマーケットの花売り場に 一週間くらい前から小さい笹が出ている。

端午の節句のときに小さい紙の鯉のぼりが、スーパーマーケットに並ぶことがあるけれど、笹も基本的には切り花置き場で売ることができるサイズのものなので小さい。

けれど、見ていると、七夕も近いなと思う。

7月7日といえば、丁度期末テストの最中か終わった直後という学校が多いと思う。

中学三年のとき、期末テストが終わって、ホッとしたときに、さあ、七夕だなあという事になった。

野球部のエースだったSくん、ファーストを守っていたAくん、そして、のこぎり屋のKくんと僕と申し合わせて、七夕には笹を川に流そうという話になった。

期末テストが終わって、みんなで教室でだべっているときに、なんとなく4人でそういう話が出来上がった。

(いまだにメンバーまで覚えているのが不思議なくらい、、、。)

それで、のこぎり屋のKくんが、「よし、笹の準備は俺に任せてくれ」ということになった。

そして、笹を用意したKくんとSくん、Aくんが僕の家に集まって、短冊に願い事を書いて、それを長良川の支流 津保川に流した。

なんだか、大きい笹のわりにはうまく流れたという記憶がある。

Kくんが笹をどこで用意したのかは記憶にない。

岐阜県の田舎だったし、そういうのは、まあ、適当にどこかからパクってくるものだという感覚だったから特にKくんが笹をどこで手配したのかという疑問すらも持たなかったから記憶にないのだと思う。

3年くらい前に、当時のクラスメイトだった人に、野球部のエースのSくんどうしてる?と聞いたら
「うん、まあ、元気やけど、頭が禿げてしまってるよ」という答えだった。

「へえ、野球部のエースでよく、モテてたのにね。多分、Sくんひげとか濃いタイプやったから、そういう人って男性ホルモンが豊富すぎて、頭は剥げやすい傾向にあるんや」と僕は言った。

「うん、まあ、それはどうかしらんけど」とクラスメイトだった子は答えた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
のこぎり屋のKくんとは、もうひとつとびっきりの思い出がある。

初夏の頃、自然の家というところで宿泊研修をしたときに、宿泊施設でのお楽しみ会で、僕とKくんの二人で、ピンクレディーの「カルメン77」の振り付けをやった。

音楽は、クラスの女子の子がラジカセで流してくれて、振り付けもクラスの女の子の指導で僕とKくんの二人で特訓して覚えた。

「だめ、だめ、まず、腕を前に出して、それから一呼吸遅れて、顔を正面に向ける」

とか、「タタタタ タタタン アン のアンのところは、顔をちゃんと天井に向けるように」とか、女子の友達にはけっこう厳しく指導された記憶がある。

ただ、みんなに練習風景がバレないように、放課後教室に人がいなくなってからとか、そういうタイミングを見つけて、特訓した。

しかし、そういう振り付けを女の子はテレビを見ているだけで知っている時代だったなとも思う。

それで、宿泊研修のお楽しみ会で、カルメン77をラジカセでかけながら、Kくんと二人で、ふりつけをやった。

イントロがなって、身体の後ろ側(バック)をみんなの方に向けて、腰を左右に振りながら、身体を沈み込ませていくところで、もう、クラスのみんな大爆笑、 バカウケだった。

僕が割と痩せ型の体型で、Kくんが やや肥満 というのも受けた一因だったかもしれない。

宿泊研修が終わってからしばらくの間は、他のクラスの子の、取材を受けるほどの、バカウケだった。

「ええ?ナカシマくんと Kくん、二人でカルメン77の振り付けやったの?」という感じで聞きに来る子が多かった。

僕の生涯で、あんなにみんなにバカウケだったという経験はあの時をおいて他にないと思う。

まあ、懐かしい日々ではあるなと思う。

それはともかく、いちにち いちにち 無事に健康に過ごせますように、それを第一に願っていきたい。