「私たちの幸せな時間」終わりました。
先が気になって気になってどんどん進みたいと思ったけどやっぱり韓国語がしんどくて、それよりも内容がしんどくて10日もかかりました。以前話した人(韓国人)はこの本途中でやめられなくて一晩で一気に読んで泣いた、といってたけどその気持ちが良くわかります。
悲しくて悲しくて行き場がないけど、それでも救いがある話でした。
映画は見てませんが、イ・ナヨンのキャスティングはあたってますね。これ、映画だったら見てられないかも。
「シークレット・サンシャイン」のときにも思いましたが、韓国の映画や小説って宗教が取り上げられているものが多くて、それは日本人の私たちからするとすごく異質というか、近づきがたい感じがするのですが「宗教を通じて」伝えたい何かがあって、食わず嫌いはいけないなぁ、というか。
主人公の女性は母親を許せなくて、たぶんそこから自分が母親になることを怖がっているというか忌み嫌っているのだと思うのですが、「子供を生みたいという欲望がわいてきたのを感じた」というくだりがあって、自分が母親になることで少し自分の母親を許せたのかな?と思ったり。
母親との関係とは別の部分で生きることと死を考えたときに子供を残したいというのは欲望というか本能というか当然なのだろうな、と考えたりしました。
あとがきに「人は誰でも愛されたいと認められたいと願っている」とあるのですが、特にストーリーの中で「母親に愛されなかった」というのが共通項としてでてくるので、余計に敏感になってしまうのかもしれません。
この10日間ご飯の手抜きをしたりしながら自分の子供をないがしろにしつつ、でも母である自分のことも省みたりしたのでした。
韓国語の感想はこちらから。
先が気になって気になってどんどん進みたいと思ったけどやっぱり韓国語がしんどくて、それよりも内容がしんどくて10日もかかりました。以前話した人(韓国人)はこの本途中でやめられなくて一晩で一気に読んで泣いた、といってたけどその気持ちが良くわかります。
悲しくて悲しくて行き場がないけど、それでも救いがある話でした。
映画は見てませんが、イ・ナヨンのキャスティングはあたってますね。これ、映画だったら見てられないかも。
「シークレット・サンシャイン」のときにも思いましたが、韓国の映画や小説って宗教が取り上げられているものが多くて、それは日本人の私たちからするとすごく異質というか、近づきがたい感じがするのですが「宗教を通じて」伝えたい何かがあって、食わず嫌いはいけないなぁ、というか。
主人公の女性は母親を許せなくて、たぶんそこから自分が母親になることを怖がっているというか忌み嫌っているのだと思うのですが、「子供を生みたいという欲望がわいてきたのを感じた」というくだりがあって、自分が母親になることで少し自分の母親を許せたのかな?と思ったり。
母親との関係とは別の部分で生きることと死を考えたときに子供を残したいというのは欲望というか本能というか当然なのだろうな、と考えたりしました。
あとがきに「人は誰でも愛されたいと認められたいと願っている」とあるのですが、特にストーリーの中で「母親に愛されなかった」というのが共通項としてでてくるので、余計に敏感になってしまうのかもしれません。
この10日間ご飯の手抜きをしたりしながら自分の子供をないがしろにしつつ、でも母である自分のことも省みたりしたのでした。
韓国語の感想はこちらから。
イ・ナヨン。なかなか良かったですよ^^
内容を知ってしまうと映画を見るのがちょっと怖いです。
小説を読みながらもきっとこんな表情で・・って映像が浮かんできましたよ。
宗教色が色濃く出てる作品ってやっぱり大陸の考え方を感じるというか~。日本人がそういう部分が薄いゆえに余計にそう思うんでしょうね。
無宗教人口と自殺の数は比例すると聞いたことがありますが…日本はどうでしょうね。
救いがある、っていうフレーズから色々考えてしまいました。
韓国のキリスト教は独特です。ソウルに行くとまず教会の塔がいっぱいあるのが目に入ると思います。ヨンセ大の前にも大きな教会がありますよ。
教会系の小さなコンサートの動画があがってました。検索してみてね。