『酔うために飲むのではないからマッコリはゆっくり味わう』シン・ギョンニム・谷川俊太郎著
『모두 별이 되어 몸에 들어왔다』타니카와 슌타로/신경림 지음
日韓で同時発刊された詩人2人の本。
往復書簡のように2人の詩人の間で交わされ連なっていく対詩は、谷川さんの詩が右ページ、上の段に縦書きで日本語、下に横書きで韓国語翻訳。呼応するシン・ギョンニム詩人の詩は左ページで、上に日本語訳と下に韓国語、という二人の詩が合計24編続きます。
このほかに二人の詩人の代表的な詩、東京と韓国・パジュでの2人の対談、エッセイなど盛りだくさんの1冊です。
韓国で発表された同じ本が、全く違うタイトルになるのも興味深いところです。日本語と韓国語で並んでいる詩を読んでみると、翻訳の広がりや深さが感じられておもしろい、というか勉強になります!
手にしっくりなじむコンパクトな本で、かわいらしいおじいちゃんふたりの帯が目印です。書店で見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。
本の詳しい情報はこちらから。
日本語版 http://www.cuon.jp/products/detail.php?product_id=42
韓国語版 http://book.daum.net/detail/book.do?bookid=KOR9788959138968
これ、日本の書店でもう販売しているのかな?
クオンのHPからでも買えますけど、5月に直接買うのはいかが?
こういう本が本屋さんに並んだらすてきですね。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150401dde012040002000c.html
http://mainichi.jp/shimen/news/20150401dde012040003000c.html
(鈴木琢磨記者、毎度いい仕事してます。)