たままま生活

子育ての間にこっそりおでかけ・手作り・韓国語・・・。
多趣味な毎日を紹介します。

K-popの次はK-文学でしょう!

2011-12-15 19:59:08 | 韓国文学
火曜日に池袋のジュンク堂書店で開かれたキム・ジュンヒョク作家のブックコンサート+サイン会に行ってきました。

ふにゃさんもippoyoさんもレポされてるので、
かぶらないところを。

今回はブックコンサートということで、映像を準備されてたんですが
「楽器たちの図書館」は、ジュンヒョク作家と金景太さんが小説の最初から途中までを交互に
朗読してくれました。

ぽにょっ会で訳した「ガラスの盾」は、バスの窓から見えるソウルの風景をず~っと映した映像に合わせて
最後の数ページを景太さんが日本語で朗読。

朗読のあとの作者の話で、

あるとき振り返る必要もないのに、バスに乗っていて後ろを見たら
ぴーんと張られた電線が流れていくのを見て
僕たちの人生もこうやって流れていって、
どこかで分かれ道があって、過ぎてゆくんだな、と思ったら
やけにしんみりした *울 것 같았다. ことがあった。

この風景を見て小説を書こうと思ったのだそうです。



さすが、おけいはん。の目の付け所はビンゴ!だったわけですね。
(『ガラスの盾』のコメント参照)


最後はサイン会があったので、図々しく2冊にサインしてもらいました。
ひとつは普通バージョンで、ひとつは鏡文字になってます。


そうそう、ジュンヒョク作家に会ったらずっと言おうと思っていたことが!!



저는 중혁작가도 좋아서 김연수작가도 너무 좋아요.

그래요? 저의 친구인데.

네, 제가 좋아하는 둘이 친하다고 들어서 더 좋은 거예요.

아, 한국에 가서 꼭 전해드릴게요.
일본에서 팬분이 계셨다고.

아, 감사합니다.
오늘 정말 반가웠습니다!


私ジュンヒョク作家も好きで、金ヨンス作家も好きなんです。

そうなんですか?僕の友達なんですよ。(いや~、偶然、みたいな)

ええ(知ってますってば)。 私の好きな二人が仲良しと聞いてとってもうれしいんです。

ああ、韓国に帰ったら絶対伝えますね、
日本にファンの人がいるって。

ありがとうございます。
今日は会えてよかったです。



本命は他の人、なんて話題で失礼かな?と思いましたが
すごくよろこんでくれました。
伝えてくれるんだって~。うれしいな。

で、書いていて思うんですけど、
こうやって何かこちらから話しかけるのもちょっと話すのも大丈夫なんですが、
最後がね、もうちょっと気の利いたことを言おうよ、私。

で、うまく挨拶できないので、だいたい반가웠어요. で逃げる、と。



そうそう、ippoyoさんのところにも書いてくれましたが、
本人の朗読のときにチラッと見えた韓国語版の表紙がね、ちょっと違ったんです。
で、質問タイムに

좀 보여주시겠어요?

ちょっと見せてくださいませんか?

と頼んだら、すんごく恥ずかしがられて、嫌々でもなかったのですが、見せてくれました。

サイン会終わりに本人と
オリジナル表紙の写真を撮らせてもらいました。







小さな会場で、正直いってつめつめだったのですが、
作家さんとの距離も近くてよかったです。
金景太さんがまた、ものすごく端正なハンサムで、よかったです。


今年の秋は、韓国文学のイベントがたくさんあって、
本当に忙しかったけど楽しかった。


また、何かありましたら告知しますね~!


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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
キムジュンヒョクさんて (ゆう)
2011-12-16 22:18:39
すっごく恥ずかしがり屋さんでしたよね
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そうなんです。。。 (たま)
2011-12-16 22:26:18
本見せてください、といったときもすごく恥ずかしがってあの体が小さく丸まっちゃって・・・とんだ辱めを与えてしまったな・・・と思ったものでした。

でも、落書きだらけの本にはいたずらっ子のような作家の人柄がよく出てたと思って。
恨まれてないと思うんだけど~。
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Unknown (はっち)
2011-12-16 22:53:23
ガラスの盾はそんな風に作られたんですねー。
でもそこから、あの糸の発想が出てくるなんてすごいなー…。

新潟では作品それぞれに対する突っ込んだ質問はあまりなかったので、また違ったお話を聞くことが出来てよかったです^^
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新潟 (たま)
2011-12-16 23:25:53
とっても気に入ったみたい。
新潟新潟って言ってました。
あと、のっぺい汁がおいしかったって。

大御所のオ・ジョンヒ先生と一緒で緊張してたかな?と思いましたが、みなさんのレポ読んだらお茶目な姿は変わらなかったようですね~。
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ステキ! (おけいはん。)
2011-12-17 00:58:53
ジュンヒョク作家はとってもおちゃめさんだったのですね~。

ほんと、はっちさんもおっしゃってますが、その光景から糸をほどいて面接でアピールする主人公を作り上げるってただごとじゃないって感じがします^^;
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そうかな (たま)
2011-12-17 01:23:58
うん。
私たちにはできないけど(^^;
本人には一瞬のひらめきで「ただごとじゃない」なんて身構えてないと思うよ。

リラックスした感じ。

社会とか家族とか背負っていない身軽さがこの世代の特徴なんじゃないかな?

キム・ヨンス作家は明るくないけど
ジョン・ソンテ作家は国境を越えちゃってるけど
なんかいろいろ背負っていない気がする。
心の中に抱えているものがあるのかな。

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Unknown (ippoyo)
2011-12-17 22:41:10
今年は色々とお知らせしていただいたので、たくさんの出会いがありました。
ありがと~
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ふふふ。 (たま)
2011-12-17 23:11:30
ちょっと癖になるでしょう?
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行きたかったな… (nikka)
2011-12-18 22:40:39
なんとなく想像していた通りの方でしたか?
ジュンク堂のあのスペース、いいですよね。
狭いんだけど、距離が近いからね。
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今回 (たま)
2011-12-19 15:35:31
今回は残念でしたね。
ジュンク堂初めてだったけどとっても良かったです。ジュンヒョク作家大きい人なんですけど、より大きく見えました。
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