遺す言葉

つぶやき日記

遺す言葉 195 人間 そして心

2018-06-24 13:06:15 | 日記

          人間 そして心(2016.11.25日作)

 

  1 どのような命であれ

    人は生きている限りに於いて

    他者への関わりを持つ事が出来る

    人の命のない所は無であり

    空である

  2 人間にとって命は最も大切なもの

    必要欠くべからざるものである

    しかし 心を失った命は凶器だ

    なにを仕出かすか分からない

  3 人間とは何か 心である

    心とは何か 命である

    命とは何か 人間である

  4 人間の命に思いを致さないで

    国家 文化 文明を論じても虚しい

  5 人の死というものは

    死に赴く人が その人の生を存分に生き

    見送る者たちが

    その人の生を存分に支え得た時には

    決して悲しみにはならない

    人は永遠に生き続ける事の出来ない存在

    その人が存分に

    その生を生き得たかどうかが問題

  6 魂とは 生前その人が持っていた心だ

    心が相手に伝わる事を魂が伝わると言う

    人が死んでも心が引き継がれた時

    魂は残る

  7 魂が宿るという事は すべての心

    全霊を打ち込んだ仕事の結果である

  8 人はそれぞれ 固有の運命を生きている

    運命とは 主体(じぶん) 空間 時間によって決定される

    それは偶然に似ている そして

    人が生まれたのは 偶然だと言える また

    必然だとも言える

    時間 空間 主体が世界を形成する