酔っぱらいWojisanのたわごと(隠遁日記)

遊びをせんとや生まれけむ

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あっという間の手術

2018年08月01日 | 隠遁日記

午前9時に車椅子に乗せられて手術階へ向かった。
「○○さんのオペ出しです」とドラマで聞く言葉を実際に耳にした。
多くの手術室が並んでいて、滅多に見られないところだったのでしっかり見たかったがメガネを外しているのでボヤッとしか見えなかった。11番の番号まで見えたけど、あといくつあるのかは見えなかった。
ボクは7番。その部屋はえらく隅の方だった。
手術台に乗って「点滴しますね~。麻酔を入れますから少し痛く感じるかも知れません」。


そして気がつくと終わっていた。
喉が渇いていたので飲むと「麻酔薬やから飲んだらダメ!」と言われた。喉から引き出されようとしているチューブ?を吸ったのだ。
病室に運ばれていく時、主治医の先生がタッパーウェアみたいな入れ物に入った腫瘍をベッドの上にかざしてくれた。
「もう少し下げてくれないと見えません」
「桃みたいですね」
正確に言うと、桃の種の周りに実をかなり残したもの、のように見えたのだ。腫瘍が。桃の果実のことじゃない。だから「桃みたいですね」は、伝わってないだろう。
10時8分頃に嫁さんは説明を受けたらしい。手術は1時間もかからなかったと言う。
ドクターは嫁さんに「写真を撮りますか」と言ったらしい。今(≒インスタ)の時代だな。

術後、3時間すれば水分を摂ってもOKだったので紙パックのカフェオレ2種類を買ってきてもらった。
昨夜9時から絶飲食していたので、さぞかし美味しく感じるだろうと思ったカフェオレの味はそうでもなかった。ガッカリ。いや、カフェオレ自体は普通の味だが、絶飲食後はもっと美味しいだろうと勝手に思い込んで一口目を楽しみにしていたのだった。
も一つガッカリしたのは、本日一日絶食とのこと。
2泊3日という言葉に釣られてちょっと期待したところもあったのだけど、絶食やて。
全身麻酔は胃腸の働きも弱めるからだそうな。
腸がきちんと動いているか聴診器を当てさせてもらうね、と看護師さん。
頭蓋骨に穴を開けたときは局所麻酔やったから、次の日からいっぱい食べられたんやな。
しゃあないからもう眠るだけ。

夜中の2時、3時に点滴の調整に来てくれた看護師さん、仕事とは言え、頭が下がります。ありがとうございました。
コメント
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