田中雄二の「映画の王様」

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『アゲイン 28年目の甲子園』

2015-01-08 08:36:03 | 新作映画を見てみた

キャッチボールと犠牲バントの映画



 元高校球児が再び甲子園を目指す“マスターズ甲子園”を背景に、彼らの青春時代の“ある事件”の謎解きの要素を絡めながら、中年の男たち、そして父と娘の再生を描く。キーワードは、キャッチボールと犠牲バント。そして一球“人“魂。日本版『フィールド・オブ・ドリームス』(89)の趣あり。

 見終わった後、やっぱり野球はいいなあと思わされる。美しく撮られた甲子園球場も見もの。監督、脚本の大森寿美男が、箱根駅伝を描いた『風が強く吹いている』(09)に続いて、また一本、スポーツ映画の佳作を生み出した。

詳細は後ほど。

コメント
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