朝の連続ドラマ「わろてんか」で、広瀬アリス演じる芸人が、昭和初期のヒット曲「アラビアの唄」を歌うシーンがあった。
この歌を実際に歌っていた二村定一については、先に色川武大の『なつかしい芸人たち』で知ったのだが、エノケン=榎本健一や二村をはじめとする、浅草喜劇について知るには、「NHKセミナー 現代ジャーナル 日本喜劇人伝 エノケンとその仲間たち」を見たことがとても役に立った。
この番組のおかげで、エノケンたちの舞台や映画が、巧みにジャズを取り入れていたことはもとより、エノケン劇団の座付き作家で、三谷幸喜脚本の「笑の大学」のモデルにもなった菊谷栄、エノケン一座の文芸部から風俗作家に転じた吉村平吉といった、興味深い人物についても知ることができたのである。特に、最後に財津一郎が語る「最後の伝令」の逸話は壮絶だった。
録画したテープを捨ててしまい、もう二度と見られないかと残念に思っていたら、今回YouTubeで発見。「アラビアの唄」が導いてくれたことになる。
https://www.youtube.com/watch?v=J52gBz2MJQU
https://www.youtube.com/watch?v=hyShEZpB0XE
この歌を実際に歌っていた二村定一については、先に色川武大の『なつかしい芸人たち』で知ったのだが、エノケン=榎本健一や二村をはじめとする、浅草喜劇について知るには、「NHKセミナー 現代ジャーナル 日本喜劇人伝 エノケンとその仲間たち」を見たことがとても役に立った。
この番組のおかげで、エノケンたちの舞台や映画が、巧みにジャズを取り入れていたことはもとより、エノケン劇団の座付き作家で、三谷幸喜脚本の「笑の大学」のモデルにもなった菊谷栄、エノケン一座の文芸部から風俗作家に転じた吉村平吉といった、興味深い人物についても知ることができたのである。特に、最後に財津一郎が語る「最後の伝令」の逸話は壮絶だった。
録画したテープを捨ててしまい、もう二度と見られないかと残念に思っていたら、今回YouTubeで発見。「アラビアの唄」が導いてくれたことになる。
https://www.youtube.com/watch?v=J52gBz2MJQU
https://www.youtube.com/watch?v=hyShEZpB0XE