田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

第94回アカデミー賞授賞式

2022-03-28 13:56:44 | 仕事いろいろ

第94回アカデミー賞、作品賞は『コーダ あいのうた』
『ドライブ・マイ・カー』は国際長編映画賞を受賞

https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1322420

『コーダ あいのうた』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/26f5bd475228c178aab790f79b810599

 

 

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『アネット』

2022-03-28 12:42:55 | 新作映画を見てみた

『アネット』(2022.3.27.オンライン試写)

 レオス・カラックス監督が、ロン&ラッセル・メイル兄弟によるポップバンド「スパークス」がストーリー仕立てのスタジオアルバムとして構築していた物語を原案に、映画全編を歌で語り、全ての歌をライブで収録したロックミュージカル。

 スタンダップコメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)と一流オペラ歌手のアン(マリオン・コティヤール)、その2人の間に生まれたアネットが繰り広げるダークな寓話を、カラックスならではの映像美で描き出す。ドライバーがプロデュースも兼任。昨年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した。

 オープニングは、『ラ・ラ・ランド』(16)風の楽しいミュージカルを予感させるような曲調で始まり、一瞬「カラックスにしてはまともじゃないか」と思わせるが、次第に、今まで見たことがないようなダークでシュールなミュージカルに変転し、「やっぱりカラックスは一筋縄ではいかないか…」となる。

 全編を歌で語るという意味では、すでに『シェルブールの雨傘』(64)が行っているので新味はないが、光に反応して歌う幼児のアニーを人形にしたり、セックスや出産まで歌で語るところを見ると、よく言えば独創的だが、やはり珍妙な、実験的なミュージカルという印象を持たされた。全体としては、ロックミュージカルというよりも、オペラや演劇のにおいが強いと感じた。 

 ただ、ちょっとフェリーニの映画を感じさせるエンドロールなど、捨て難いシーンもあり、見終わった後は、妙に後ろ髪を引かれる。

 ところで、ロックミュージカルと呼ばれた映画として、『ロッキー・ホラー・ショー』(75)を思い出した。何をもってロックミュージカルとするのかは分からないが、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)『ロケットマン』(19)は、この範疇には入らないのかな。

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『映画の森』「2022年 3月の映画」

2022-03-28 07:12:46 | 映画の森

 共同通信社が発行する週刊誌『Kyoudo Weekly』(共同ウイークリー)3月28日号で、『映画の森』と題したコラムページに「2022年3月の映画」として、5本の映画を紹介。独断と偏見による五つ星満点で評価した。

『ジョーカー』の影響を受けた新バットマン
『THE BATMAN ザ・バットマン』☆☆

知的好奇心を刺激される不条理映画
『林檎とポラロイド』☆☆☆

過激なバイオレンスシーンは必要なのか?
『ガンパウダー・ミルクシェイク』☆☆

ギレルモ・デル・トロ独自の世界
『ナイトメア・アリー』☆☆☆

「私の愛した場所、愛した人たちの物語」
『ベルファスト』☆☆☆☆

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「午後のロードショー」『グラディエーター』

2022-03-28 07:00:00 | ブラウン管の映画館

『グラディエーター』(00)

「BSシネマ」『グラディエーター』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/53ab4794e289d836c1c99bbd24bd08ac

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