田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

NHk総合『ドリーム』

2022-03-12 21:13:02 | ブラウン管の映画館

『ドリーム』(17)(2017.9.7.フォックス試写室)

人はその才能でこそ判断されるべき
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1f83d85d698ba27205b00544d17032c2

2017年ベストテン
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0d9a90e1d0697d9ab9f81424080b20ab

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ウクライナ『ひまわり』

2022-03-12 10:27:26 | 映画いろいろ

 ウクライナ関連の映画、もう一本は、ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、ビットリオ・デ・シーカ監督という名トリオとヘンリー・マンシーニの音楽による戦争悲話。

『ひまわり』(70)(1975.11.8.名画座ミラノ)

ひまわり畑のシーンは、ウクライナのヘルソンで撮影されたらしい。

『ひまわり』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/122bd47cf806fcb4639fd2306e339148

ウクライナ舞台の反戦映画「ひまわり」 千葉で緊急上映、収益を寄付
https://mainichi.jp/articles/20220311/k00/00m/040/030000c

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ウクライナを舞台にした『故郷よ』

2022-03-12 10:19:44 | 映画いろいろ

 

 ロシアのウクライナ侵攻の様子を見ながら思い出した映画がある。チェルノブイリ原子力発電所事故によって人生を激変させられた人々の姿を描いたオルガ・キュリレンコ主演の『故郷よ』(11)だ。

 当時、イスラエル出身の女性監督ミハル・ボガニムにインタビューをした際の、「どうしても自分の土地が捨てられない人々の気持ちを描いた」という言葉が、とても印象に残っている。

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ビデオ通話で西部劇談議『ウィンチェスター銃'73』

2022-03-12 07:29:41 | 駅馬車の会 西部劇Zoomミーティング

 今回のお題は『ウィンチェスター銃'73』(50)(1974.4.27)

 製作アーロン・ローゼンバーグ、監督アンソニー・マン、主演ジェームズ・スチュワートのトリオの初作。その後は、『怒りの河』(51)『雷鳴の湾』(53)『遠い国』(54)『グレン・ミラー物語』(54)と続いた。

 マン+スチュワートのコンビでは、ほかに『裸の拍車』(54)『ララミーから来た男』(55)『戦略空軍命令』(55)がある。

 そのマン+スチュワート西部劇の共通点は、ロケを多用すること。最初は痛めつけられ、弱みも見せるスチュワートが立ち直る姿を見せること。そして、メインストーリーに複数のサブストーリーを絡めて描くことが挙げられるだろう。

 さて、この映画は、1挺のライフルを巡る人間模様の面白さで見せる。ジュリアン・デュビビエ監督の『運命の饗宴』(42)における一着の燕尾服がライフルに変わったような趣がある。

 主人公リン・マカダムにスチュワート。相棒のハイ・スペードにミラード・ミッチェル、宿敵(兄)のダッチ・ヘンリーにスティーブン・マクナリー、ワイアット・アープにウィル・ギア、酒場女のローラにシェリー・ウィンタース。

 最初は、ウィンチェスター銃がダッジシティでの射撃大会の賞品として登場し、優勝したリンからダッチが奪う。その後、行商人(ジョン・マッキンタイア)→インディアンのヤング・ブル(ロック・ハドソン)→騎兵隊員(トニー・カーティス)→軍曹(ジェイ・C・フリッペン)→ローラの恋人のスティーブ・ミラー(チャールズ・ドレイク)→ダッチの仲間のウェイコ・ジョニー(ダン・デュリエ)→ダッチと渡り、最後は決闘に勝ったリンの手に戻る。

 射撃大会で切手を貼ったコインを撃ち抜くリン、最後のリンとダッチの岩山での撃ち合いでピシューンと鳴り響く銃声が印象に残る。

(リンがアープに)「彼(父)は何を的にして撃つかを教えなかった」
(軍曹がローラに)「俺がいい男だからキスしたのかと思った」
「今は髪も薄くなったが、まだ頭の皮ははがされたくない」(スペード)
(リンがスペードに)「親父が、男は親友が一人いればリッチだと言った。だから俺はリッチだ」
など、面白いセリフも多い。

 また、カスター将軍隊の全滅の理由は、騎兵隊が単発銃だったのに対し、インディアンは連発銃だったという話題が出たり、南北戦争について、軍曹は北軍でリンとスペードは南軍だったことが会話の中から分かったりもする。脚本もなかなか凝っている。

『ウィンチェスター銃'73』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/310636a100cc30a2a10a5aa5f03f25a4

『怒りの河』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f8789373e4af448511dd3aac461f3a88

『裸の拍車』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6de5dcc4afabc4f478a253f89ed8ab8d

『グレン・ミラー物語』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/de3f9feb6673b6a0a41b4549aa88f85a

『ララミーから来た男』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/79718fdcef3c486b9388150ee5ff0dea

『戦略空軍命令』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/d9f0820e7aec5b9fa0595db78f49ee5e

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