共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』
今週は
知的好奇心を刺激される すさまじい暗さが魅力
『林檎とポラロイド』『THE BATMAN ザ・バットマン』
詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1319721
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『誰がために鐘は鳴る』(43)(1977.10.16.月曜ロードショー)
文豪アーネスト・ヘミングウェーの代表作を映画化したラブロマンス大作。1930年代のスペイン内乱を舞台に、フランコ派と対立する人民戦線に身を投じたアメリカ人のロベルト(ゲーリー・クーパー)と美しいスペイン娘マリア(イングリッド・バーグマン)との、短くも激しい恋をドラマチックに描く。監督サム・ウッド。
原作を読んでマリア役を熱望したバーグマンは、髪をショートカットにし、ヘミングウェーの自宅に押しかけて売り込んだという。結果、バーグマンは同年製作の『カサブランカ』ではなく、この映画でアカデミー主演賞にノミネートされた。(受賞は『聖処女』のジェニファー・ジョーンズで、バーグマンは翌年の『ガス燈』で受賞する)。また、キスシーンでの、バーグマンの「鼻が邪魔にならないかしら?」は名セリフになった。
クーパーも受賞を逸したが、ゲリラの妻を演じたギリシャの名女優カティーナ・パクシヌーが助演女優賞を受賞した。テレビ放送時の吹き替えは、クーパーはいつもの黒沢良だったが、バーグマンはなぜか和泉雅子だったのを覚えている。