田中雄二の「映画の王様」

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「土曜プレミアム」『カーズ』

2023-07-15 22:00:44 | ブラウン管の映画館

『カーズ2』(2011.8.20.TOHOシネマズ日劇)

  

眼鏡の上から掛けてもずれない3D眼鏡が欲しい

夫:この日は、午前中に銀座シネパトスを取材して、シネスイッチ銀座で新藤兼人監督の『一枚の手紙』(11)を見ようと思ったら満員で、代わりにTOHOシネマズ日劇で『カーズ2』を見て、夕方は世田谷文学館で和田誠主催の「文学とジャズ」を聴くという強行軍。まさにカーレース並みの忙しい一日だったね。

妻:そうそう、『一枚の手紙』は始まる1時間半も前に行ったのにまさかの満員、で私のとっさの機転で『カーズ2』見られました!

夫:ピクサーのキャラは『トイ・ストーリー』シリーズ以外はどうもなじめなくて、実は最初の『カーズ』(06)もまだ見ていない。この日の目当ても、おまけの短編『トイ・ストーリー ハワイアン・バケーション』の方だったんだ。

妻:ケンとバービーのほのぼの新婚旅行みたいだったねー。まあ、私は3D大好きだから、何でもよかったっちゃーよかったんですけど。

夫:でも、この『カーズ2』は、日本、フランス、イタリア、イギリスと各国を巡るビジュアルの楽しさと007ばりのスパイアクション、アメリカの田舎とイギリスの気質の違いも描かれていて結構楽しめたね。まあちょっと詰め込み過ぎのところはあったけど。

妻:内容も映像もスピード感も詰め詰め! でお得感満載、満腹です。

夫:ところで、今回の主役はメーターだったけど、マックィーンとは、やっぱりカーレース狂としても有名だったスティーブ・マックィーンの名にあやかっているんだろうね。『カーズ』ではマックィーンがライバル視していたポール・ニューマンが声優をしていたけど、今回はエンドクレジットで、ソフィア・ローレンが声を当てていたことを知ってびっくりしたなあ。

妻:マックィーンのライバルのフランチェスコ・ベルヌーイのママだよね。

夫:さて、この前、3D映画の『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(11)の試写を見た時にも思ったけど、こういう目まぐるしい場面転換とハイスピードで目が回る映画を見る時は、せめて眼鏡の上から掛けてもずれない3D眼鏡がほしいなあ。

妻:そういう眼鏡に近いものはあるみたいよ、自分の眼鏡の上から黒いレンズだけパカッとかぶせるやつ。てか、眼鏡のいらない3D映画もそのうちできるかも。

(旧ブログ、お気楽映画談議より)


『カーズ/クロスロード』(17)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/143432d198eff4eedee927840bf25437


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