ジェーン・バーキン来日記者会見(2011.4.6.日仏学院)
震災直後、最初に来日し、活動をしてくれた海外のスターは彼女だった。ミック・ジャガーに顔がよく似ていると思ったことが印象に残っている。(以下、当時の取材記事から)
ジェーン・バーキンが復興支援のため緊急来日 桜を手に日本にエール!
仏女優のジェーン・バーキンが、東日本大震災のからの復興支援コンサート「Together for Japan」のために来日し、都内の日仏学院で記者会見を行った。
親日家として知られるバーキンは「40年ほど前から、(娘の)シャルロット(・ゲンズブール)がおなかの中にいた頃から」何度も来日し、コンサートも行ってきた。
それ故、震災発生直後から、TVなどで被災地の現状を目の当たりにし、心を痛めていたとのこと。「一体自分に何ができるのか?」と考えた末に、今回の来日を決意したという。
被災者、そして日本人に向けて、「日本の皆さんの生き方、助け合っている姿がTVでも映し出され、素晴らしいと感動を呼んでいます。先進国で忘れられてしまった心の在りようなど、今回の震災を通じてたくさんのことを学ばせてもらいました」と語った。
「子どもたちや友人には来日を止められた」というが、「福島で命がけで戦ってくださっている方がいます。自らを犠牲にして頑張っているあの方たちこそ真のヒーローであると思います。でもヒーローにも毛布は必要、食べるものも必要です。なるべく快適な環境で彼らが仕事をできるようにしてほしい。東電は、透明性をもってマスメディアに情報を流すべき」と強い口調で訴えた。
今回、開催されるチャリティーコンサートに関しては「私が歌っている間だけでも、つらいことを忘れていただければ。それが、私が皆さんのためにできる唯一のことです」と語り、桜の枝を手に、「桜のような安らぎが皆さんに早く訪れることを祈っています。ガンバッテ キヲツケテ」と日本語を交えながら呼び掛けた。
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