『ビバリーヒルズ・コップ2』(87)(1988.5.10.)
『ビバリーヒルズ・コップ』が面白かったもので、余勢をかってレンタルビデオ屋に走って『2』を借りてきた。その最たる理由は、メンバーが前作とほとんど変わっていないところだった。
こうした続編物は、最近の『ポリスアカデミー』シリーズもそうだが、前作で活躍したキャラクターが、そのまま出続けることによって、違和感なく“続き”に入り込める楽しみが生まれる。それが続編を作る上での最低条件であり、それが失われては、続編を作る意味はなくなるのだ。
その点、この映画は、主人公アクセル役のエディ・マーフィはもちろん、脇役のジャッジ・ラインホルド、ジョン・アシュトン、そしてロニー・コックスも、誰一人欠けずに出演し、いい味を出していたのがうれしかった。
ただ、前作のような単純なポリスアクションコメディではなく、最初からヒットを狙った作りが露わになったところはちょっと残念な気がした。
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