先日四条通を烏丸から河原町へ向けて歩いていた時の事。
ある交差点を渡っていたら、私の後ろで30歳くらいの女の方が
倒れられました。
ふと見ると、若い方なのに杖を持ってられます。
荷物も散らばっていて、これは大変。。と思い、
荷物を拾って、
「大丈夫ですか。つかまって下さいね。」
と、声をかけました。
「すいません。じゃ、ちょっと肩を貸して下さい。」
と、言って杖と私の腕につかまって立ちあがろうとされるのですが
なかなか力がいるようで、うまく立ち上がれません。
私も、もっと手助けしたいけれど、正直言ってどこをどう支えてあげたら
楽に立ち上がれるのかが分からないのです。
それでもなんとか立ち上がって、二人で横断歩道を渡りきった時
信号はもうすでに赤信号に変わっていました。
もちろん、どの車もじっと私達が渡りきるのを待っていてくれ
クラクションを鳴らす車もありませんでした。
無事に渡れてほっとされたのか、明るい笑顔で、
「うっかりして転んじゃいました。ありがとうございます。」
と話された女性。
「いえいえそんな。。。じゃ、気をつけてね。。」
と言って別れたのですが、もっと、うまく手伝えたらよかったのに。。と
なんか心残りでした。
介護の方法とかを学んでいたら、こんな時も役にたったんじゃないかと
思います。
車いすの方や、杖をついた方が困ってらしたら、誰だって手伝いたい。。
と思う心はあると思います。
でも、どうしていいのかがわからなくて、声がかけられなかったり
実際声をかけてもうまく手伝えなかったり。。
こういう場合の介護・援助方法などの無料講習会があって
高校生や大学生、一般市民、皆が講習を受けることができたら、
もっと、気軽に皆が声を掛ける事が出来、助け合う事が出来ると思います。
京都市や区が市民の為に、そんな講習会を設けてくれたらいいのに。。
ひょっとしたら、あるのかな。。あったら、教えてほしいな~。
なんて、思ってしまったできごとでした。