京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

嵯峨野2 大河内山荘・うな徳

2012-08-20 00:05:30 |  京都散策

7月22日(日)

    嵯峨野 天龍寺・竹林の続きです。

 

嵯峨野の竹林を抜け、やってきたのは大河内山荘。

大河内山荘は、時代劇スター大河内傳次郎が残した、
敷地約2万平方メートル(6000坪)の別荘です。

受付での拝観料1000円に1瞬どきっとしたものの、
お茶とお菓子付きと書いてあるのをみて、それならいいやんね。

 

 

入ったら、すぐにお茶席もあるのですが、私達はお茶は後にして
まずは、山荘を周ってみることにしました。

 

 中門

庭園への入り口の中門、なんだかとっても風流な作り。
先を行かれる外国の方が、何度も写真を撮っておられました。

 大乗閣

大河内傳次郎は、34歳から、64歳でこの世を去るまでの30年間、
映画出演料の大半を、この庭の創造に注ぎ込んだと言われています。




その中でも、もっとも彼が愛したのが、この大乗閣。

 

凛としていて、静かで、心休まる場所ですね~。

 

ここまで来たら振り向いて見て下さい。。と書かれていたので、

素直に振り向いて、カシャ。 

おぉ~

比叡山、大文字、東山三十六峰の山々を借景に素晴らしい景色が
広がっています。

 

でも、外人さんが、目の前におられて。。
外人さんも、この景色に感動されている様子ですよ~。

 今度は、ちょっと外人さんにどいてもらって、景色だけを御紹介。

夏の深い緑色の山々や庭園も綺麗だけど、

これって、紅葉の頃だったら、山が赤く燃える木々で染まり、
どんなにか美しい事でしょうね~。 今度は秋にも来てみたいです。

 こちらは、反対方向、嵐山を臨む見晴らしですよ。

 

 胸がすかっとするような、見晴らしですよね。

歩いている途中、なぜかちょっとだけ紅葉したもみじが。。

 秋もお待ちしています。。という事かな。

持仏堂

この大河内山荘の始まりはこの持仏堂であったそう。

ここで、大河内傳次郎は、念仏し、瞑想し、静寂を得て、
滴水庵、大乗閣と、逝去するまで創作を続けたのだそうです。

茶室滴水庵

茶室滴水庵に続く道は、美しい苔で覆われていました。

大原の三千院の苔庭は、とっても綺麗ですが、
こちらの苔庭の美しさも負けてはいませんよ~。

        大原三千院の苔庭

 しっとりとした感じが、とても素敵な茶室滴水庵の前庭でした。

ただ、コンクリートの道ではないので、足の悪い方は歩きにくいと思います。

残念だけど、ここには母は連れてこれないな。。。と思いながら歩いていました。

 

月香亭

 そして、そのまま、細い道を歩いていくと。。

市街を一望できる展望台、月香亭です。

京都タワーも、小さく小さく見えていますよ。 

風に吹かれながら、京都の街を見下ろすことしばし。。

いや~、本当に気持ちのいい展望台でした。

 

大河内傳次郎資料館

大河内傳次郎は、大正・昭和の時代を生き抜いた時代劇の名俳優で、

「丹下左膳」 で有名な銀幕の大スターであったそうです。

でも、私も、丹下左膳や大河内傳次郎という名前は
聞いたことがあるけれど、実際の記憶はありません。

  これ本当ですよ。。

だって、私が小学1年か2年の時に、亡くなってられるのですから。。

 

お茶席

ぐるっとお庭を周って喉が渇いたタイミングでお茶とお菓子を
よばれます。

お菓子は、鶴屋吉信のオリジナル最中。

お抹茶は、なんと冷た~いお抹茶です。

乾いた喉に浸み入る冷たさで、ほんと、嬉しい~。
歩いてきた疲れが、飛んでいくような感じがしました。

そういえば、長男のお嫁さんも、この大河内山荘が大好きだったな~。。

今は、赤ちゃんが生まれたばかりで無理だけど、
いつか、また見せてあげたいな~。。
そんな事を思いながら頂いたお抹茶でした。

 

四つ葉のタクシー

大河内山荘からの帰り道、次男のお嫁さんが四つ葉のタクシーを
見つけました。

四つ葉マークのタクシーは、ヤサカタクシー1200台(今は1400台らしい)の内
たった4台だけのタクシー。
あとは、三つ葉マークなんですよ。

だから、このタクシーに出会うだけでもラッキーな気分になるし、
乗れたら最高なんです。。、という私は、まだ乗った事はありませんが。。

乗った人は、四つ葉のクローバー搭乗記念カードを
一人一枚もらえるとか。。
いつの日か、乗ってみたいな~。

この珍しい四つ葉マークのタクシーを、
うちのお嫁さん達は二人とも、よく見つけるんですよ。

ここに観光客を乗せてやってきたタクシーなのでしょうね。

ちょっと、タクシーの横で、記念撮影の次男夫婦。
ラッキーな事があるといいね~。

 

そして、嵯峨野の竹林をもう一度戻ります。

大河内山荘側から見た竹林。

時代劇などでも、よく使われている風景ですよね。

 

高島屋京回廊 うな徳

そして、やっとお目当てのうなぎやさんへ。

お腹すかしの観光の方がメインになってしまいましたが、

うなぎの櫃まぶしで、本日の体力を補います。
 

最初はそのまま、次は薬味を乗せて、その次にうな茶漬け、
そして、最後は、自分の一番気にいった食べ方で。。

という、お決まりの食べ方で、櫃まぶしを楽しみました。

次男達も、美味しい~と満足気。

やっぱり、いっぱい歩いた後のご飯は美味しいですよね~。

 

お土産 老松 夏柑糖(なつかんとう)

嵯峨野の老松で、うち用と次男達と、
主人が、一個ずつ夏柑糖(なつかんとう)のお土産を買ってくれました。

日本の純粋種の夏蜜柑果汁と寒天を合わせて、
また皮に注いで固めたお菓子です。 

 

酸味と甘みがうまく合わさっていて、私はこのお菓子が大好き。 
でも、結構高価なので(1個1450円)、
なかなか口に入らないんですよね。。

1個を三分の一にして、主人と母との3人で分け分け。

それでも、結構ボリュームがあって、食べ応えがあります。
やっぱり美味しいね~。
でも、いつか、まるまる1個食べてみたいな~。

 

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