京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

上賀茂 秋山

2019-05-24 00:17:17 |  京都食べ歩き

 新しい出発の続きです。

主人の定年のお疲れさん会

主人の定年のお疲れさん会を京都秋山でしました。

私は、ランチで3回も来たことがある秋山。
主人は初めてです。

私の秋山の話を聞いて、主人も一度行ってみたいと思っていたようで、

お疲れさん会どこか行きたいところある?と聞いたら
どこでもいいよといいつつ、秋山行ってみたいかな~。。と。

秋山のランチは、予約が取れない事で有名ですが、
夜もなかなか取りにくいので、
席の空いている夜をお店に問い合わせて予約しました。

でも、調べて見たら。。

上賀茂秋山ランチ 2007年1月新年会
           
2007年10月友達誕生会
           2009年3月母と

私も、10年ぶりの秋山だったんですね。。
全然気が付きませんでした。

秋山

北山通をまだ北へ。
上賀茂神社や太田神社が近くにある住宅街に佇む秋山さん。
10年前と全然変わっていません。

ランチの時は、車を運転して来ていましたが、
この日は、少しお酒も飲みたかったのでタクシーで。 

 

夕方6時半の一斉スタートで、私達が着いたのは6時15分ごろ。
でも、もうすでにほとんどのお客さんが来られていました。

皆を迎えてくれるのは、この待合。

囲炉裏端でお茶を出して下さるのは、
ランチもディナーも同じなんですね。

桜のシーズン、今夜のお茶は桜の花びらが浮かぶ桜茶でした。

お食事の始まり

そして、いよいよお食事の始まり。

カウンター席11席だけのお店で、
席へは、到着順に案内して下さいます。
でも、どの席かは前もって決まっているようです。

私達は、奥から二組目の席に案内されました。
料理長の秋山さんを見たとたん、
あぁ、この方だ。。と思い出しました。10年ぶりなのにね。

まずは、冷え冷えのビールでご苦労様でしたの乾杯。


カウンターの向こうには、秋山さん以外にもたくさんの料理人さんがおられ、
皆さん、てきぱきと動いておられます。

お料理

お料理に関してはうる覚えな所も多々ありますが、

前菜3種は、ホタルイカのねぎソース  たけのこの木の芽和え  
はまぐりのお出しで炊いた若竹。

最初の一口を食べて、うまい。。と主人。

こういうお店での最初の一口って、とっても大切ですよね。
その一口で、後のお料理への期待感がど~んと増します。
 

西貝の焼き物と、しんじょうのお澄まし。
どのお料理も美味しくて、主人も満足な様子でした。

秋山劇場

一品、一品のお料理について、店主からの丁寧な説明があり、
カウンター前のお客さんと会話を楽しみながら、
お料理が進んでいきます。

10年前も、上手にお話されていましたが、
その会話術により一層の磨きがかかっている様で、
秋山劇場と呼ばれる方もおられるようですが、
確かにそんな雰囲気で、お話がとても楽しいです。

JEWELS30

カウンターの向こうにはおくどさんや、年季の入った棚。。
その向こうは裏庭になっているようで、
自然の風も入ってきてとっても気持ちいい~。

ビールのあと、冷酒にしようかということになり、
どんな冷酒がお好みですかと聞かれました。

ふわ~っとした感じの。。と言ってしまったら、

お店の方が、いくつかお酒を選んで持ってきて下さいました。
それを、利き酒させてもらって、選んだのはJEWELS30。

日本酒とは思えない名前ですが、

京丹後の農家さん30軒が作ったこしひかりのお米を集めて
作ったお酒だそうです。

爽やかな酸味に華やかで豊かな香り。美味しい~。
本当にふわ~っとするようなお酒を選んでもらって感激、

人気あるでしょう~?と聞いたら、
今日、初めて開けたんですよと

きっとこれから、女性に大人気になると思います。

美味しかったので、隣の席の、毎年北海道から京都に
来られるという親子(母娘)さんに少しお裾分け。

ほんと、すごく美味しい~と喜んでもらえました。

お料理続き

 次のお料理はお造りです。
 明石鯛や舌平目、鳥貝 。。
 最後に北海道産うにが別の容器に入って出てきたのは
 嬉しかった~。  

いいだこの揚げ物と黒米おかゆ。
黒米おかゆはほっとする優しいお味。
アクセントのじゃが芋の食感が面白かったです。

そして、何やら、カウンターの中で大作が仕上がりかけています。

小鉢3種だそうで、蛸の和え物と八ツ橋入り白和えと、
筍と桜エビのきんぴら風。。

いや、こんな簡単な物ではなく、一つ一つにとても手が込んでいて
丁寧に丁寧に作られています。

竹の器に盛り、あけびのつるで飾られたお料理は
目で見るだけで美味しさが伝わってきますね。

焼きたけのこ、伝助穴子の飯蒸し。 

どれも季節感をとても大切にされているお料理で、
旬の味をめいっぱい楽しませてもらえますよ。

鴨出汁・たけのことふきのとうとにゅう麺。
桜鱒入り春の粕汁の鍋。どれもおいしい~。

次から次から出てくるお料理に本当にお腹はいっぱいですね。

最後は、おくどさんで炊いたご飯、香の物と一緒に。
せとか、宮崎マンゴー、バイン、苺、日向夏の
果物の盛り合わせ。

おくどさんで炊いたご飯は、お腹いっぱいなのにおこげのお代りも。。

結局主人と思い出話をしたり、この先の話をしたり、
そんな事はできなかったのですが、

初めて会った方や、店主やお店の方達とお話したりして
楽しいお食事会でした。

お抹茶、桜餅

最後のお抹茶と桜餅は、場所を変えて、先ほどの待合室で。

お抹茶は、店主が自ら入れて下さいます。
桜餅は、ほとんどの人が持ちかえりです。
だって、本当におなかいっぱいでしたから。

タクシーを呼んでもらって我が家へ。

家に帰ってから、やっぱり美味しいうちに
桜餅を食べてしまおうかという事になって、
ほうじ茶を入れて頂きました。美味しかったです。

主人の定年のお疲れさん会、
主人も美味しかった~と満足そうでよかったです。

 

さて、次は、もう一つ美味しいお店を。

 花見小路 マメトラ

 

つもご訪問ありがとうございます。    

主人や家族と行った海外旅行や国内旅行の思い出を

 忘れない様に残しておきたいと記録に綴っています。

 また、これから行かれる方の参考に

少しでもなったらいいかなとも。。 

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ありがとうございました。

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