北欧旅行5 ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区の続きです。
素晴らしき北素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ 10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ 12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館 14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿 20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園 24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー 32 帰国・お土産欧4ヵ国周遊ハイライト行程
2015年7月7日(火)
ベルゲンの港を出発
ベルゲンの港を、バスは出発します。
港には個人の船舶もたくさん停まっていました。
ノルウェーの人って、船舶を持っている人がとても多いそうです。
国民の6人に1人はヨットを持っているとか。。
それって、本当って思わず疑ってしまいますよね
元々のノルウェーは貧しい国だったらしいのですが、
1960年代に北海油田が発見されて以来、
世界有数のお金持ちの国になったらしいですよ。
だから船舶や別荘を持つ人も多いみたい。。すごいな~って思ってしまいます。
IKEA発見
バスは、そんな港を離れて走り続けます。
お。。IKEA発見。IKEAはスウェーデン発祥の家具屋さん。
やっぱり、同じ北欧のノルウェーにもあるんですね~。
カラフルな家が点在する川沿いや、
ちょっと大きな駅を超えると。。周りの景色が変わっていきました。
いよいよフィヨルドへ
周りの景色が、だんだん大自然の様相を示し始めます。
いよいよフィヨルドの始まりなんでしょうね。。
湖が鏡のようになっていて、上下対称の景色が広がっています。 すご~い。
大自然の中を走る観光バス。
フィヨルドとは
さて、ここでフィヨルドのお話を少ししたいと思います。
フィヨルドとは、氷河によって削られたU字谷に
海水が流れ込んでできた氷食谷の入江の事です。
もう少し詳しくいうと。。
今から約百万年前の氷河期、北欧は厚い氷河で覆われていました。
その厚さは、1000~3000mだったと言われています。
1万年前ごろから、氷河の重みで大地が深く削られるようになり
そのくぼみに海水が入りこみ、
突き刺すような断崖絶壁と鏡のように波のない静かな紺碧の湖という
北欧独自のフィヨルドが出来上がっていったのです。
ハダンゲルフィヨルド
フィヨルドの中でも、この辺りの フィヨルドは、
ハダンゲルフィヨルドと呼ばれ、
なだらかで牧歌的な風景が続くと言われています。
確かに断崖絶壁な所もあるけど、
氷河の残る穏やかな山々が連なり、
山の斜面に果樹園が続き、
牧草地の中にカラフルな家々が点在する風景は、のどかで美しい。
ちょっとスイスのハイジーの世界も思い出してしまいます。
淡い青空でも、青空をを見つけると、
心がうきうきし始めますね~。
水が本当に透き通っていて、湖の中にも
まったく同じ世界があるみたいですよ。。
こういう景色は、なかなか日本では見られません。
だから、私はバスの中でも全然寝ることなんてできないのです。。
でも、横でスースー寝ている人もいますよ。。
もったいないよ~と思いつつ、
ま、ゆっくり寝かしておいてあげましょうか。
ヴォスの村
さて、バスはヴォスの村に入ってきました。
このお城のようなのは、19世紀の建物を利用したフレイシャーズホテルです。
なんか、可愛い~。こんなホテルも泊まってみたいです。
こちらの教会は、1277年に建てられた
ゴシック様式のボス・バングス教会。
壁の厚さが1~2mもある石造りで、
この辺りで、ドイツ軍による破壊を免れた唯一の建物だそうです。
ここで、送って下さったNさんの写真を一枚ご紹介。
ヴォス村の自然の風景です。
山々の緑の中を流れる川の水の冷たさや、
ヴォスの空気の透明感までもが伝わってくるようなベストショット。
う~~ん、さすがですよね~。
ハダンゲルフィヨルドの写真も何枚か頂いているので、
また、次回ご紹介しますね~。
ヴォズヴァンドラハイムホステル
ヴォズヴァンドラハイムホステルというホテルでトイレ休憩です。
ヴァングス湖畔に建つこのホテルからの景色はとっても素敵。
うわ~っと、思わず皆で湖畔まで走って行って、それぞれ写真タイムです。
思いっきり体を伸ばして深呼吸すると、
体の芯までリフレッシュ、なんだか元気になっていく感じがします。
氷河を湛えたなだらかな山々、ほんの少しさざ波の立つ湖。
白い大きな犬と飼い主達、この景色の中に溶け込んでいますね~。
フィヨルドの水を触ってみる主人。
お。。。っと、落っこちないでよ。。
フィヨルドの水は、とっても冷たかったみたいですよ~。
そりゃ、なんといっても氷河が溶けてできた湖だもんね。
ウルヴィック
バスは本日のホテルのあるウルヴィックへやってきました。
緑の中に川の流れる美しい街ウルヴィック。
ブラカネスホテル
そして、いよいよ本日のホテルブラカネスホテルに到着です。
ウルヴィクのハダンゲル・フィヨルド沿いに建つ ブラカネスホテルは、
19世紀に建てられた老舗ホテルだそう。
ハダンゲルフィヨルドに面していて、そのロビーからも、
中庭からも、ハダンゲルフィヨルドの美しい景色を眺めることができます。
キングサリ(別名キバナフジ)と言われる黄色の花が満開
とっても綺麗です。
ピンクのバラも可愛い~。
こんな素敵なフィヨルドの景色と花々の競演、贅沢ですよね。
フィヨルドを望むバルコニー付きのお部屋
お部屋は、しっくでシンプルな感じですが、
ハダンゲルフィヨルドを望むバルコニーがあり、
部屋からの眺めが最高で嬉しい~。
昔、家族でカナダのバンフ国立公園に行ったことがありますが
その時に見たレイクルイーズの風景によく似ています。
レイクルイーズの水の色はエメラルドグリーンだったっけ。。
余りの美しさに、皆で息を飲んで湖を見つめていたのを思い出します。
同じような景色でも、こちらは青と緑のちょっと幻想的な風景。
バルコニーから眺める景色にしばし目を奪われます。
バスに揺られて疲れた体も癒されていくようですね。
ハダンゲルフィヨルドクルーズの船付き場もすぐそばのよう。。
フィヨルドの中で一番長いのはソグネフィヨルドですが、
ハダンゲルフィヨルドも全長179キロメートルで、
ノルウェーで2番目に長いフィヨルド。
果樹園の果実が実る夏から秋のハダンゲルフィヨルドの美しさは、
最も女性的なフィヨルドと呼ばれるほどなのだとか。。
今回私達は、ソグネフィヨルドの船には乗りますが、
ハダンゲルフィヨルドクルーズ船には乗りません。
でも、こんなに間近で、ハダンゲルフィヨルドクルーズ船も見れて嬉しい~。
さて、しばらく部屋からこの景色を楽しんだ後、
近くのスーパーまで買い物に行ってみました。
北欧旅行7 ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝
へ続きます。
美しい自然の中の風や匂いまで
感じた気分になっています。
ため息が出るほどの美しい景色、湖もとても
澄んでいるのですね。
~湖の中にも まったく同じ世界があるみたいですよ。。~
その通りですね。
こんな素敵な景色を見ると気持ちも湖のように
澄みきってきそうです。
景色を見たくて きっと私もバスの中で眠れない
タイプです(^.^)
N様のお写真、素敵ですね。
目の前に広がる美しい景色の中に今にも
入り込んでいきそうです。
北欧、ほんと自然が美しい国々でした。
また、もう一度、ゆっくりと行ってみたいです。
Nさんのお写真、ほんと素敵でしょう~。
次の記事にはいくつものNさんから貰った写真を載せます。
楽しみにしていてくださいね。