スペイン旅行1 旅の始まりマドリッド 2 マドリッド・プラド美術館 3 スペイン名物パエリャ
4 トレド 5 闘牛観戦 6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ 7 コルドバ・メスキータ・花の小径
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 9 グラナダ・フラメンコショー 10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭12 マラガ パラドールの昼食13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策 15 コスタデルソール 16ロンダ 17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ 19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ
22 バルセロナ~帰国
7月7日(木)
サグラダファミリアを後にして、次に向かったのは
ピカソ美術館です。
バルセロナ市内の路地を歩いて。。
ピカソ美術館へやってきました。
ピカソ美術館
マラガ出身のピカソは、若いころ一時期バルセロナに
暮らしていたことがあるそうです。
バルセロナで美術学校に入り、(途中で中退してしまったようですが)
若い芸術家たちと交わりながら熱心に絵を描いていたようです。
この美術館には、ピカソがバルセロナで過ごした少年期の作品から
青の時代の作品が主に展示されているんですよ。
とっても雰囲気のある石造りのピカソ美術館です。
私。。実はピカソの絵って、あまりにも斬新的過ぎて、
ピカソって、本当に絵が上手なのかな。。なんて思ったりしたことが
あったのですが、(なんとも失礼なことで。。すみません。)
でも、ピカソ美術館に来て、やっぱりピカソって、すごい天才だったんだ
という事を実感しました。
子供の頃のデッサンなどを見ても、ただ単に絵の上手い少年という域を
完全に超え、すごい!と思わずにはいられませんでした。
科学と慈愛
たとえば、この「科学と慈愛」という作品は、
ピカソ15歳の時の絵なんですよ。
この絵は、色々な賞を貰ったようですが、とても15歳の少年が描いた
絵だとは思えない素晴らしさです。
この絵の特徴は、見る人の角度によって、
ベッドの長さが違って見えることだそうで、
私達は、こっちから見てへぇ~、
あっちから見てほ~なるほど、と驚くだけでした。
15歳でこんな絵が描けるなんてね~。
でも、20代前半のピカソが描いた青の時代(1901-1904年)の作品は、
生と死、貧困といったものがテーマで、
絵の色彩に明るさや温かさがなく、暗く青い闇の中にいるようで
なんか、あんまり好きではなかったかな。。
プラド美術館で見たラスメニーナス(ベラスケス作)をもとに
ピカソが描いたラスメニーナスの連作もありました。
こちらは、ベラスケス作
重厚な素晴らしい作品です。
そして、こちらが、ピカソの描いた、ラス・メニーナス。
ピカソが70歳を過ぎてから描いたものだそうですが、
構図もそっくりで、マルゲリータ王女や、犬も
ちゃんといますよね~。
このピカソ版ラス・メニーナスも斬新で素敵~。
この美術館に来たことで、ピカソが天才だったという事が実感でき、
今までは、中には、よくわからへんな。。なんて思っていた
ピカソの作品も、
確かな才能と実力の上に、新たな世界に挑戦した芸術なのだと
いう事が分かった気がしました。
これからは、ピカソの絵の見方が変わるかな~。
グエル公園へ
さて、 バスは次のグエル公園向けて出発しました。
バスの中から見た、バルセロナの建物。。
うわ~、可愛いね~
なんだか街中がテーマパークになっているような感じで、
バルセロナの街にすっかりはまってしまいそう。。
グエル公園
小高い丘にあるグエル公園は、ガウディの代表作の一つで、
世界遺産にも登録されています。
元々、近未来住宅都市を計画していたという事ですが、
今は公園になっているそうです。
おとぎの世界の様な建物に、チョコレート菓子の様な屋根。
ガウディ作品の特徴である、砕いたタイルを使ったベンチ。
柔らかな曲線とカラフルなタイル。
このベンチに座ると、なんだか幸せな気分になってきます。
遊歩道の手すりも、砕いたタイル張りでお洒落です。
こちらは、まるで砂糖菓子の様な屋根。
遊び心満載の可愛い可愛い世界に、
「まるでディズニーランドみたいやね。」って言ったら、
ガイドさん、
「ディズニーの方が、ここのまねをしているんですよ~。」だって。
なるほど、そうだったんや。。
だから、テーマパークの様な感じがずっとしていたんですね。
ほんと、この家から、ミッキーやグーフィーが出てきても
全然おかしくないですもんね。
ドラゴン
公園の象徴とも言われるドラゴン。(とかげだとも言われてますが。。)
色彩が鮮やかでとっても素敵。
世界各国の旅行者が順番に並んで写真を撮っていました。
こちらの女の子はどこの国の人かな~。可愛いね。
陸橋の柱
高低差のある園内を結ぶ陸橋の柱は、傾いていますよ。。
なんだか、南国を思わせる雰囲気です。
女の人型の柱もあったりなんかして。。
頭の上、すっごく重たそうですよね。。
さて、テーマパークの様なグエル公園が終わったら、お昼ご飯。
お昼ご飯は日本食
今日のお昼ご飯は日本食です。
「やしま」という日本料理レストランです。
中は、本当に日本のお店みたい。。
店員さんも、みんな日本人で、なんかほっとします~。
お味噌汁と、幕の内弁当、久しぶりの日本食を食べた後はフリータイム。
モンジュイックの丘へ
希望の人は、モンジュイックの丘へ連れてくれるというので、
私達は、ガイドさん達といっしょにモンジュイックの丘に向かう事にしました。
だって。。
映画「アンダルシアの女神の報復」の撮影場所の一つがモンジュイックの丘で、
映画の中で、そこから見降ろすバルセロナの街がとっても素敵だったから、
モンジュイックの丘にも行ってみたかったんですよね~。
でも、このモンジュイックの丘ツァー、なんと参加者たった7名。
他の方は、それぞれバルセロナの街に散っていきました。
添乗員さんも、あれあれ。。??いつももっと人気なのに。。
モンジュイックの丘へ行く途中、こんな建物が。。
ラス・アレナス闘牛場。。いえいえ、
闘牛場だと思いきや、今は改築されてデパートになっているそうですよ。
面白そう~、ここも行ってみたいな。。
スペイン広場にある、ジュジョールによる噴水モニュメントを過ぎ。。
いよいよ、バスはモンジュイックの丘近くへやってきましたよ。
(スペイン21 バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラへ続きます。)
9.27
すごいですね。
とても写実的で、
やっぱり基礎があっての
ものなんですね。
ピカソ版ラス・メニーナス、
なんか楽しい絵ですね。
グエル公園、可愛い!!
とても素敵な公園ですね。
モンジュイックの丘、
アンダルシアの女神の報復」の
撮影場所なんですね。
行けてよかったですね。
苦労や努力など無いのかな?
15歳の絵や日本では見られない絵を見たり、町並みも芸術ですね。
貴重な体験をされて何時までも思い出せて幸せですね。
やっぱり、絵を描かれるkazuさんもそう思われますか。。
ほんと、ピカソの絵の中で、ちょっと訳のわからないような絵も、
基礎があってのものなんだと実感しました。
グエル公園、可愛いかったです。
モンジュイックの丘は、
アンダルシアの女神の報復」の中で
人間ピラミッドがあった所ですよ。
でも、お父さんには、かなりしごかれたみたいですよ。
苦労や努力なしでは、花は開かなかったかもしれませんよね。
15歳の時の絵は、感動でした。
やっぱりピカソってすごい!って実感できて
嬉しかったです。
あともう少し、残りもいっしょに旅して下さいね。