京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

東北の旅4 湯瀬温泉 湯瀬ホテル

2009-12-10 13:06:00 |  国内旅行

東北の旅1 青森・ねぶたの里
東北の旅2 青森・奥入瀬渓流
東北の旅3 青森・十和田湖
東北の旅4 湯瀬温泉湯瀬ホテル
東北の旅5 秋田八幡平
東北の旅6 秋田 乳頭温泉
東北の旅7 秋田田沢湖
東北の旅8 秋田・角館
東北の旅9 花巻温泉郷 愛隣館
東北の旅10 岩手 昔話の遠野
東北の旅11 岩手・中尊寺
東北の旅12 岩手・毛越寺
東北の旅13 松島一の坊
東北の旅14 松島遊覧
東北の旅15 宮城松島瑞巌寺・魚市場
東北の旅16 山形 山寺立石寺
東北の旅17 日本の宿・古窯(こよう)
東北の旅18 おくりびとロケ地・蔵王エコーライン
東北旅行19 宮城 瑞鳳殿・仙台城址
東北の旅20 仙台空港・土産編

旅の始まりは  東北の旅1 青森・ねぶたの里

10月29日(木)

湯瀬ホテル 瑞祥殿

ようやく着いた旅館。。
先に着いていた荷物もちゃんと受け取って、
お部屋に入ると、なんか疲れた。。

でも、明るくて綺麗な部屋でちょっと元気になりました。





仲居さんが部屋を出られたら、主人はごろっと寝ころんで手足を伸ばしてます。。
ほんと、お疲れ様でした。


温泉

せっかくだから温泉に入って疲れをとろうと、
夕食を7時にしてもらって、お風呂へ行きました。


でも。。お風呂誰もいない。。
みなさん、もう宴会が始っているのでしょうね。。




広~いお風呂に、寂しく一人で入っていると、
しばらくして、何人かの方が入ってこられました。よかった~。


広島から新幹線を使って来られたという年配の方と
お湯に浸かって、話が始りました。

「あなた、うちの息子のお嫁さんに似ているのよ~。」


「え。。そ、そうなんですか。。」


なんて言いながら、旅の話から、家族の話、お孫さんの話と
色々な楽しいお話を。

おしゃべりは元気の元ですよね~。
色々な話している内に、がぜん私も元気が出てきました。


料亭 観月


夕食は、料亭観月(かんげつ)で、掘りごたつ式のお席です。

とりあえずは、ビールで乾杯。 お疲れさまでした。

名物料理の比内地鶏や旬の野菜、お造り、松茸の土瓶蒸し。。





湯瀬温泉のある鹿角は、きりたんぽ発祥の地ということで、
あつあつこくのあるお出汁のきりたんぽが出てきました。

やさしいお味で体も心もぽっかぽかになります。




テーブルの上で炊いた釜めしは、比内地鶏とあきたこまち米、
それに旬のきのこを使っていて、おいしかった~。

でも、一番心に残ったのは、担当してくれた女の子だったんです。

まだ、研修中の女の子だったのですが、
一生懸命で、実直で、素朴で、ちょっとした方言も可愛くて。。

おかげさまで、主人も私も和んでお食事をいただきました。


ライトアップ


お部屋に戻る時、お庭がライトアップされていました。綺麗~。




でも、本日は、夜にもう一度お風呂にいくこともなくダウンです。
おやすみなさい。


10月30日(金)

湯瀬渓谷


朝、昨日の夜から閉まったままの部屋の障子を開けてみると。。


うわ~、紅葉が素敵~。

この旅館は、紅葉で有名な湯瀬渓谷の中に建てられた
旅館だったんですね。




窓から覗くと、湯瀬渓谷の紅葉と、
その下を流れる米代川の水の流れが見えます。





露天風呂に行ってみると、露天風呂からも
これまたみごとな紅葉が。。これは、贅沢です~。




なんだか、すべての疲れが吹っ飛んで、また頑張ろう~って
気になってきます。

でも、ついつい入り過ぎて、のぼせに注意ですよね。


昨日は気づかなかったけど、お庭の広い綺麗な旅館でした。





朝食・朝市


朝食はバイキング。
食後、ふと見ると昨日お風呂でお話した年配の方が。。


「ありがとうございました。お元気で。。」

とひとこと挨拶に行ったら、

「広島に来た時はぜひ連絡して、おいしい牡蠣を御馳走するからね」

と、御自分の名前を教えて下さいました。


こんな、人との出会いも、旅ならではの醍醐味ですよね~。





朝市を少し覗いた後は、旅館のお庭の散策に。。


庭の散策


赤・黄・緑。。色々な色が混じってとても綺麗なお庭。。





湯瀬ホテルと湯瀬渓谷を挟んだところにある
「1万坪の自然庭園」だそうです。




錦絵のような紅葉が見事で、こちらも額縁に収めてみました。





素晴らしい紅葉を見せてくれた湯瀬渓谷。




お世話になった湯瀬ホテルの皆さんに別れを告げて、

これから、八幡平アスピーテラインを通り、
その後、乳頭温泉へ行くつもりです。


が。。


また、とんでもなく疲れる事が起こってしまうのです。。




  (東北の旅5 秋田八幡平へ続きます。)

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東北の旅5 秋田 八幡平

2009-12-08 08:38:03 |  国内旅行

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旅の始まりは  東北の旅1 青森・ねぶたの里

10月30日(金)

八幡平・ビジターセンター

今日の予定は、八幡平から乳頭温泉、田沢湖でお昼を食べて、
そのあと角館、それから花巻温泉近くの新鉛温泉まで走るという強行軍。


まず、やってきたのは八幡平のビジターセンターです。
寒くて、寒くて、持ってきたダウンが役に立っています。


木の温もりを感じる暖かなビジターセンター。




ビジターセンターの垂れ幕を見て、

うわ~、こんな広大で、綺麗な紅葉が見られるのかしら。。と、
期待が深まります。


そして、なるほど、なるほど、そういう雰囲気が出てきたな。。





が。。しかし。。

あれあれ、もう、枯れてしまっているのでしょうか。。







しかも、八幡平スキー場や五色沼辺りを通る時には
なんだかいやな雲が。。






そして、とうとうこんな状態になってしまいました。


周りは、この後もどんどん白くなっていきます。
それでも、途中までは前の車の赤いランプの後をついて行けたので
まだましだったのですが、


頂上への手前の少し広い所で、前の車が停まってしまい、
なんと、Uターンしてしまったのです。

きっと、このままだと危ないと感じられたのでしょう。。

ほんと、このまま、まっすぐ進むか、ここで引き返して違う道を行くか
悩むほどの視界の悪さ。。





「でも、ここまで来たんやし、あともう少しやと思うで」と、

主人は先に進むことを選びました。


そして、白い白い世界の中に突入。。。
横のガードラインも見えないほどの深く白い霧、
主人は中央線だけをじっと見つめてゆっくり走っています。


私はカーナビの画面を見ながら、

「もうすぐ、右カーブがあるし。。」

「少しまっすぐで、そのあと左へ、ヘアピンカーブが。。」

と必死でナビゲーション。


なんとか、なんとかこの白く深い霧から抜け出せた時は
もう、ほっと、ほっと。。
体の力が抜けてしまいました。



ふけ温泉ビューポイント


霧の世界から抜け出したすぐ先に、ふけ温泉ビューポイントがありました。

ほっとして車を停めると、タクシーが一台停まっています。

タクシーの運転手さんや、お客さんと、

「怖かったですね~」

「ほんと、すごかったですね~。」


その後しばらくして、霧の中から出てきた車も、やはりここで休憩。
車から出てきた若い男の子が、うわ~、疲れた~。。

ほんと、疲れたよね。





この「ふけの湯」は秋田八幡平の有名な秘湯の一つらしく、
むき出しの山肌から、硫黄の臭いのする温泉の噴気が立ち上がっていました。

でも、もちろんふけ湯まで行く気力などなく素通りです。


結局、八幡平は広大な紅葉どころか、山頂のレストハウスの存在さえも
わからずじまいでしたが、


そんなことよりも、無事に、あの霧の中を乗り越えられたことで
なぜかもう満足。


今まで長野の霧ケ峰ラインや、北海道、東名高速などでも
霧にあって怖いめをしたことはありますが、


主人、曰く

「今回のこの霧は一番すごかった。。
これを経験したら、もう怖いものはないわ。」



私は、

「もう二度とええわ。。こんな怖いこと。。」


さて次は、残りの八幡平アスピーテラインを走り
主人も私も楽しみにしている乳頭温泉です。



   (東北の旅6 秋田 乳頭温泉へ続きます。)

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東北の旅6 秋田 乳頭温泉

2009-12-07 14:55:30 |  国内旅行

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旅の始まりは  東北の旅1 青森・ねぶたの里

10月30日(金)

八幡平アスピ-テライン

霧を抜けて、本来のドライブに戻った八幡平アスピ-テライン。
陽も射し始めて、ほっとほっと。

もうめっちゃ怖かったな~なんて
笑顔で話す余裕も二人に出てきました。





そして、今度は、乳頭温泉に向かう事に。

秋田の秘湯温泉の中でも、最も人気が高いと言われている乳頭温泉。
二人とも一度ぜひ、行ってみたかったのです。


乳頭温泉への県道


乳頭温泉への県道を走っていると、突然ぽつぽつと雨が降ってきました。

「あ。。雨や。。」

と、言うが早いか、ザーザーとどしゃぶりの雨に。。

「乳頭温泉郷」の文字も雨水でゆがんで見えています。





ほっとしたのもつかの間、今度は土砂降りかぁ。。
もう、ほんとどうなってんの。。。っていう感じです。


バケツをひっくり返したような。。というたとえがぴったしの雨が
しばらく続き、

こんなんで露天風呂なんて入れるんやろうか。。と心配。

運転する主人の肩も、またまた力が入っている様です。


でも、乳頭温泉鶴の湯の宿に着いたころには、
なんとか雨が降り止んできました。



乳頭温泉・鶴の湯の宿


ぽつぽつの雨に変わってきた乳頭温泉鶴の湯。
なんという雰囲気のある温泉なんでしょう・・


人里離れた秘境の地、何百年の時を越え今も人々を癒し続ける湯宿、
雨に煙る山々、すべてが私達を異次元の世界へいざなってくれるよう。。





以前、熊本の黒川温泉に行った時、やはり、これと似た感動を
覚えた事があります。

その当時は、まだ黒川温泉も秘湯に近い温泉で
山中の雰囲気ある温泉郷に心奪われました。

その時の気持ちによく似た感動が、私達の心をつかんでいます。





まるで映画の中から飛び出してきたような湯宿。
実際にここの部屋に泊まることもできるんですよ。





今回の額縁の一枚は、その昔藩主の警護の者が詰めていたという
その茅葺の長屋です。







今は湯治のお客さんの湯宿、中をちょっと覗いてみると。。
ランプの灯りが温かで、時代劇を思わせる様なお部屋。






今日はここに泊まる事はできないけれど、
いつの日か泊まる事ができる日が来ればいいな~。


乳頭温泉・鶴の湯


さて、雨も上がって、いよいよ露天風呂に入ってみる事に。

鶴の湯さんには、温泉100選で、露天温泉の部第一位
という「鶴の湯」があるのですが、これは混浴露天風呂なんです。

主人は勇んで「鶴の湯」へ、でも、私はちょっとね。。


この写真の白い湯気が出ている所に混浴の「鶴の湯」があります。





明日はハロウィンということで、かぼちゃならぬ、すいかのランタンが。
頭に乗せた手拭いがよく似合っていますね。


乳頭温泉・大白の湯


私はまず、女性専用の「白湯」「黒湯」に。





「白湯」では、二人の女の子と、大阪から御主人と二人なんと車で
東北まで来られたという方といっしょになりました。


4人で白いお湯の湯船につかりながら、よかったね~、雨があがって。


日本人だと思っていた二人の女の子、日本語の発音がちょっと。。

「どこから来たの?」って聞いたら、なんと、シンガポールからでした。

日本のお風呂に、すっごく感激の様子でした。


そして、ありました~。
女性専用の露天風呂「大白の湯」です。





なんというお湯の白さ。
雨のおかげか、芋の子を洗うような時もあるという露天風呂も初めは私の貸切状態。


白いお湯にゆったりと浸かっていると、
八幡平の霧や、先程の大雨を走ってきた疲れも飛んでいきそうでした。


その後入ってこられた先程の大阪の方。
私がカーナビで旅館の入力を間違えた話をすると、


「私も、何回かしたことあるし。。そんなん、ようある話やって。
 今は電話番号とちごて、住所で入れるようにしてんねん。
 そしたら大丈夫やで。


と、言って下さり、そうか。。私だけと違ごたんや。。とほっと。


ご夫婦で東北の半島、半島を車で回り、各地の温泉に浸かっているというお話に、
私達もいつかそんな日がきたらな~と思いました。



乳頭温泉名物・さなづら


さて、帰りには、秋田銘菓「さなづら」を買いました。
「さなづら」とは、目にも鮮やかな赤紫色の山ブドウのゼリーです。






鶴の湯さんが出してられる「さなづら」があるんですよ。
甘酸っぱくて、とてもおいしかったです。






さて、これからはお昼御飯を食べに田沢湖へ行きます。
そして、その後は、みちのくの小京都と呼ばれる角館です。


  (東北7 秋田田沢湖へ続きます。)

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東北の旅7 秋田・田沢湖

2009-12-04 09:22:02 |  国内旅行

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旅の始まりは  東北の旅1 青森・ねぶたの里

10月30日(金)

田沢湖へ


乳頭温泉で、心も体もほかほかになって、次は田沢湖を目指しました。





この辺も雨が降っていたのでしょうね。
雨に洗われた木々の色がとても綺麗です。

絵画のような風景。。

「ちょっと停まって~」と、

車を停めてもらって、2,3枚ぱちぱち写真を撮っていたら、

他の車も停まって、カメラを持った人が。。
誰が見たって、この景色は素敵ですもんね。






なんだか、日本じゃないような。。そんな風景。

この一枚は額縁に入れて、絵画にしてみました。
葉っぱを落とした木々は冬の木だけど、
落ち葉の温かい赤色、あったかい絨毯のようですよね。





田沢湖


そして、田沢湖にやってきました。
田沢湖は、日本一の水深を誇る湖だそうです。

今日はこれから角館にも行きたいので、田沢湖ではお昼を食べるだけ。
素晴らしい紅葉の所あり、





冬枯れの様な木立がありで、色々ですね~。





湖畔の杜レストランORAE


お昼を食べたのは、田沢湖のほとりのレストラン
湖畔の杜(もり)レストランORAEさん。

ORAEさんて。。フランス語?
なんだかお洒落なネーミング。。と思ったら、

ORAE(おらえ)は、秋田弁で私の家(おらの家)から
付けられた名前だそうで。。へぇ~そうやったんや~。。





自家製ビールと地元の素材を使った手作りメニューが
自慢のお店だそうです。





この10月から韓国で放映されている、本格スパイアクションドラマ
「アイリス」のロケが、雪の乳頭温泉や田沢湖であったそうですが、
このORAEさんでも撮影があったそうで、





主人公イ・ビョンホンさんと、キムテヒさんが、
このレストランの田沢湖の見える席に座ってお食事を
する場面があったそうです。





私達も田沢湖が見える窓際の席に座って
気分だけでも、イ・ビョンホンと、キムテヒのつもり?


主人は、ORAE手作り林檎とはちみつカレー。
蜂蜜を入れじっくり煮込んだカレールーに
甘酸っぱく煮込んだ焼りんごが。。おいしい~。

焼きりんごがカレーに合うとは知りませんでした。
これは家でもやってみる価値ありですよ~。





私はこのレストランで人気ナンバー1の行者にんにくソーセージと
採れたて自家野菜のトマトパスタです。






行者にんにくソーセージ、ピリッとした味が
くせになりそうな感じでした。





お昼御飯に寄っただけの田沢湖でしたが、
韓国ドラマのことを教えてもらって、
いつか日本で放映される時には、見てみたいな~と
そんな楽しみも。。





田沢湖の紅葉にさよならを告げて、





今日の最後の観光地、角館を目指して車は走り始めました。


  ( 東北の旅8 秋田・角館へ続きます。)

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東北の旅8 秋田・角館

2009-12-03 10:03:00 |  国内旅行

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10月30日(金)

角館


みちのくの小京都と呼ばれる、角館(かくのだて)。
江戸時代、秋田藩の中では、最も大きな城下町だったそうです。

駐車場に車を停めて、ぶらぶらと歩き始めました。





武家屋敷通り


武家屋敷通りには、江戸時代の武家屋敷が
今でもほとんど変わらない佇まいで残っているそうです。





岩橋家


もみじが淡く紅葉し始めている岩橋家(秋田県指定史跡)。

当時、この角館を治めていた佐竹北家の家臣となった岩橋家、
角館中級武士の御屋敷として、その形を残しています。

この岩橋家は「たそがれ清兵衛」の撮影に、使われたそうですよ。



   朋江さん(宮沢りえさんの役)の実家となっていたそうです。


石黒家


赤、黄、淡く色づいたもみじの綺麗な石黒家(仙台市指定史跡)。
角館に存在する6軒の武家屋敷の中では、最も格式が高い家柄だったそう。。






石黒家は、佐竹北家の財政担当だったそうです。






なるほど、御屋敷を囲む黒い塀が続いていて、たしかに格式高そうですね。


青柳家


3000坪の敷地という、角館武家屋敷の中で最も広く
代表的な青柳家。(秋田県指定文化財)


佐竹北家の納戸役を多く務めた青柳家は、格式も高く
初版解体新書などの貴重な所蔵品を多く所有していて、
そのお宝を見ることも出来るんですよ。






この青柳家は「隠し剣鬼の爪」撮影場所にもなったそうです。



角館お土産散策


職人の町でもある角館には数多くの「角館ならではの味」があったり
楽しい小物屋さんがあったり。。


いしばし民芸


可愛い手作り民芸品いっぱいのいしばし民芸さん。



   


時間がないない。。と言いつつ、ついついお店を覗いてしまいます。



安藤醸造元


角館の味噌・醤油で有名な安藤醸造元さん。



   創業、嘉永6年(1863年)だそうです。


こちらのお店では、人気商品というだしの素「あまだれ」を買いました。



桜皮細工センター



桜の木の皮を使って細工する伝統工芸品「桜皮細工」さん。






元々、桜皮細工は、角館下級武士の手内職だったそうです。

そうか。。武士も大変やったんやな。。と、
ふと、そんなことを思ってしまいました。



ねこのみせ 滑川(なめかわ)


ねこのグッズだけを売っているお店滑川です。





店内は、本当にねこのものばかり。

置物、マグカップ、タペストリー。。

ねこ好きの私にはたまらないお店です。





そして、このお店の看板のねこちゃん。
今日はちゃんとお店で、お客様をお出迎えしてくれているそうです。

でも、しゃいなねこちゃんは、なかなか顔をあげてくれません。





でも、このしゃいぶりがなんとも可愛いねこちゃんでした。


角館の紅葉



まだまだ淡い紅葉どまりでしたが、もみじの淡い紅葉と、
うめもどきの赤い実がとても綺麗です。







角館の紅葉は、11月中旬頃が本当の見ごろだそうで、






私達の訪問は、1~2週間早かったよう。。






でもでも、充分に秋色を楽しませてくれた角館でした。



  (東北9 花巻温泉郷 愛隣館へ続きます。)






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東北の旅9 花巻温泉郷 結びの宿愛隣館

2009-12-01 11:11:00 |  国内旅行

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10月30日(金)

新鉛温泉 結びの宿愛燐館


角館を離れ、盛岡から東北自動車道を走って、
車は岩手県へ入りました。


花巻温泉郷の奥座敷に位置する新鉛温泉。



今夜のお宿は、そんな新鉛温泉の結びの宿「愛隣館」です。


お部屋


お部屋に案内して貰って、びっくりしたのはそのお部屋の広さ。






なんと、12畳と6畳の二間続きで、応接セットの部屋も別にあります。


そんな、二人だけやのに、こんな大きい部屋。。
これやったら、家族みんなで来ても充分やし。。

きっとなんかの間違いやで。。



ほんとにいいの~という感じで、ゆったりとお部屋、使わせて頂きました。





そして、京都に帰ってから、旅行社の方に聞いてみたら


「それはラッキーでしたね。一つ上のお部屋が当たりましたね。」


そうか。。やっぱり、ラッキーやったんや。

ま、この旅行、ちょっと大変な事が多かったし、
ちょっとはラッキーな事もという、
神様の粋な計らいだったのかもしれませんね。


お風呂


愛隣館には「森の湯」「川の湯」と「南部の湯」の
合計3つの大浴場があり、内湯7個、露天風呂10個の
合計17個もの浴槽があります。





時間帯によって、男湯と女湯の、のれん交換をうまく行い、
全部の浴槽を、みんなが楽しめるようになっていました。


もちろん、私も主人も、夕食前、夜、朝の3回のお風呂で、
17個の浴槽全部クリアーしました。


夕食


夕食はお部屋食。





お風呂上がりの冷えたビールはおいしい~。
特に今日は、ずっと運転してくれた主人にお疲れ様の乾杯です。






次々と出てくるお料理を食べながら、


八幡平の霧の話や、乳頭温泉へ向う途中の大雨の話、
でも、予想を越えて本当に素晴らしかった乳頭温泉のことや、
田沢湖や角館の紅葉。。

今日一日の色々な出来事を、二人で振り返りながら
とりあえず、充実した日であったということに。





大変な思いも、郷土の温かく優しいお料理が癒してくれます。

でも、正直言って今日はお部屋食でよかった~。
こんな疲れた日は、やっぱりお部屋食がいいですよね。



民謡・津軽三味線


東北旅行前、東北へ行ったらぜひ聞いてみたいと
願っていた物がありました。

それは、津軽三味線。

ずっと前、京都会館で吉田兄弟の津軽三味線を聞いた事があり、
その時、津軽三味線の情熱的で激しい音色に魅了され、

本場で、一度津軽三味線を聞いてみたい。。と思っていたのです。



この日、旅館のお祭り広場で民謡と津軽三味線のショーが
あると聞いて、さっそくやって来ました。




はぁ~~~、張りのある伸びやかな声で、
東北各県の民謡が歌われます。

観客の中からは、あいの手や手拍子が始まり、会場は大盛り上がり。


その後、岩手県のテレビやラジオで活躍中の、
津軽三味線奏者、多田秀孝さんの津軽三味線が。。





津軽の美しくも厳しい風土の中から生まれた津軽三味線の音色は
時には穏やかで、時には激しく、

人生の喜びや悲しみを、その音色で表しているかのようで、
どんどん引き込まれていきました。


念願の津軽三味線も聞けて、もう大満足。

このあと、お風呂のエステコーナーで、
二人ともヘッドスパを少しやってもらい、
霧と雨の後遺症で、こりこりだった肩の疲れ
とってもらいました。

これで、やっと熟睡できそうです。


10月31日(土)


朝、目が覚めて、今日のお天気が気になります。
また、昨日みたいなお天気だったらどうしよう。。

こわごわ、窓の障子を開けてみると。。





じゃ、じゃ~ん、今日のお天気は晴れ。





窓の外には、色づいた山や川、秋の穏やかな自然の景色が
広がっていました。





今日の額縁の一枚は、お部屋の窓から見た紅葉です。





素晴らしい紅葉に出会えて、なんか今日も元気がでます。


バイキングの朝食を終えて、





今日は、これから昔話の遠野へ向かうので、早めに旅館を出る事に。





美味しいお料理、たくさんの温泉、津軽三味線にヘッドスパ。。
いろいろとお世話になりました。


愛隣館さんに別れを告げて、
さて、これから遠野へ出発です。


  (東北10 岩手 昔話の遠野へ続きます。)

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