トイレの神様と言う歌が流行っているらしい。
小学生の頃から、自宅のトイレ掃除は私の役目だった。
トイレだけではなくて、土間、表、裏庭などほとんど全部私の仕事だった。
朝学校に行く前に掃除して登校。
下校して、近所の子供たちは遊んでいるのに、塵一つ落ちていないピカピカの家をまた掃除。
道路の落ち葉を掃くのは毎日結構大変な仕事。(私の家は、粋な黒塀が囲んでいましたけれど、あちこちから落ち葉が舞って来るのです。)
何しろ屋敷が1000坪もあるのだから、ちょっとしたお寺並み。
草取りなどは、一周取り終えるとまた最初からと言うくらいでした。
私よりは年上のお姉さんたちが遊んでいるのを見て、祖母に、Г今朝掃除をしたけれど」と言うと祖母は、Г御飯も一日三回食べるでしょう。」と答えました。母はさぞかし大変だったろうと今更ながら思います。
先日テレビで、旧家が良く手入れされて、綺麗になって住んでいると盛んに感心していました。
旧家には多分、神様が至る所に住んでいるのだと思います。
私も築100年以上経った家で二十数年過ごしました。
手の届く所まで、ピカピカに磨き上げられた大黒柱。
土間も、黒光りしていました。
私に夫を紹介して下さった社長様は、私が小学校5年生の時に、御近所に引っ越ししていらっしゃいました。
私が毎日道路の落ち葉を掃く姿を見ていらしたそうです。
夫は、この方の遠縁です。
以前書き込んだように、夫は、宝くじに当たったような人です。
掃除の神様っているのですね!