夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

世界一

2014-03-27 21:41:40 | 日記・エッセイ・コラム

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林檎の世界一ならば見事です 。

今日私が取り上げたい世界一は袴田事件です。

袴田死刑囚は、『死刑囚として世界で最も長く収監された 』とギネス記録に認定される程、長期間の拘束が問題になっていました。

何と46年もの長期間収監され続けていました。

地元静岡県で起こった事件で、私も無関心ではいられません。

事件でなくなった方達も無念でしょう。

しかしながら無実を訴えながら死刑執行の恐怖に怯え続けて、人生の大半を独房で過ごした袴田死刑囚の人生はいったい誰がどう償うのでしょうか?

     ※一審静岡地裁で死刑の判決文を書いた元裁判官は、「公判で袴田さんが『やっていません』と言った姿が忘れられない。思い出すと涙が出る」と今でも悔やみ続けている。真っ直ぐに裁判長を見据えて受け答えする袴田死刑囚の様子や、任意性に乏しい供述調書などを通じ

「有罪認定は難しい」と思っていた。

が結果的に先輩判事に押し切られたと振り返る。

半年後、耐えられず退官し、弁護士に転じた。

先月末には再審開始を求める上申書を静岡地裁に提出。

「自分は他の裁判官を説得出来なかった。償いをしたい」と訴えた。

(毎日新聞2014年3月27日夕刊紙より抜粋しました。)

   人間が人間を裁く。

冤罪とは、本当に重い罪ですね。


身延山の桜と梅

2014-03-27 00:22:08 | 日記・エッセイ・コラム

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池の辺の早咲きの桜

観光客が盛んに写真を撮影していました。

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山桜が小さな花をつけていました。

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鐘楼堂の前の梅の古木。

だんだん元気がなくなるようで心配です。

     心の故郷身延山

身延山は私の心の故郷です。

全てのことに疲れ果て、身も心もボロボロになって辿り着いた時、桜の花は咲いていたのでしょうか?

雪が舞い散っていたのでしょうか?

何も覚えていません。

ただ修行僧の唱える読経の声だけが心に響いて来ました。

四季折々訪れる度に力強い読経の声に生きる力を頂き、

無心になれる私です。

悩み事は身延の山に預けて

未来の夢を見たり、

明日の予定を考えたり

希望が湧いて来る不思議な力を頂ける場所です。