夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

家族と家庭 それから家

2016-01-21 09:29:32 | 日記・エッセイ・コラム

                                                                                                                  我が家のトトロファミリー                                 

                         家族と家庭そして家

 子供からの質問と仮定して、Г家族と家庭はどう違うのですか」

に正確に答えるのはなかなか難しいです……

家と家庭ならば簡単です。

 家は生活している場所です。

アパート、マンション、官舎、一戸建て等の居住空間を意味します。

 大人向けならば、家と言う目に見えない歴史や品格、家柄などの格式や家風も意味しますね……

 

家庭は家で生活している人々がいます。

庭が無いアパートでも沢山の家庭があります!

大抵の家庭は、複数の人間が居住していると言う考え方の人が多いと思います。

同居人との間に何らかのコミュニケーションがあると言う認識ですね……

普通の家庭では、同居人は家族と呼ばれる人々です。

 

家族は最初は赤の他人の夫婦が中心になって作り出す、親子、兄弟等血の繋がった一族の場合が多いです。が

お嫁さんが来るとまた赤の他人が加わります。

家族がだんだん増えると、祖父母、孫、叔父叔母、甥、姪等関係者が広がって行きます。

そうなると小さな家では一緒に暮らせないので、結婚して独立する時に、別々の家庭を持ちます。

その時に持ち家が無くても家庭が誕生しますね…

家はお金を払えば、大工さん等の建設業の方々が造ってくれます。

家庭は、他人任せでは創ることが出来ません。

家庭的な家族がいると、暖かな家庭を築きやすいです。もちろん他の家族の協力が必要です。

余り家族を大切にしない家庭に育った人は、家族の良さや、家庭の安らぎを実感することが出来ません。

 現在では高齢化に伴い、配偶者との死別や離別。

地方経済の疲弊に因る、若者の離村。未婚や引きこもり等若者の一人暮らしの家庭も多くなっています。

一人暮らしの人にも離れていても家族はいる場合が多いのですが、家族の関係が薄れて来ているのが、現状です。

 

ここからは余談です。

昔は、女性が結婚すると娘と言う一番女性にとって良い時期から、

一日で、嫁と言う家の中に入る立場になったのですが、

現在では家は小型化。女性は大型化。

 家には収まりきれません!   (私も昔は痩せていたのですが、今は大型化しています。)

グングン伸びて枠に入りきれないワックスフラワー