夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

三月五日はサンゴ。 珊瑚(さんご)

2019-03-05 21:24:16 | 日記・エッセイ・コラム

サンゴと言う言葉で最初に珊瑚を思い浮かべる人は、ある程度年齢層の高い方々。

昔は、珊瑚、鼈甲、真珠など海から採れる宝石が宝の石として珍重されました。

 海からの贈り物。珊瑚。

英語ではコーラル。

日本では七宝の一つとして珍重された数少ない日本産出の宝石です。

古代の人々は、珊瑚が神経をリラックスさせ、バランスのとれた強い身体を作る石と信じていました。

シルクロードを経てペルシャ、地中海などに運ばれた珊瑚は、悪魔の目から逃れる御守りとして身に着けたようです。

聖書の中にも珊瑚が宝の石として書いてあるそうです。(エホバの証人の奉仕活動をしている方から聞きました。)

 日本人にお馴染みの桃太郎の絵本で鬼ヶ島から桃太郎が運んで来る宝物の中に赤い枝の珊瑚が描かれて いる絵を見た記憶有りませんか?

 

 珊瑚は三月の誕生石。

三月の誕生石は十二ヵ月の中で一番多く、珊瑚、アクアマリン、ブラットストーンの三つも選ばれているようです。

残念ながら私、この年迄ブラットストーンと言う宝石を一度も見たことがありません。

名前だけ聞くと、血の石みたいですが、何色の宝石なのでしょうか?

 

  サンゴは産後と同じ音。

血赤珊瑚(ちあかさんご)と呼ばれる血のような赤色の珊瑚は、日本人好みで大変珍重されています。

黄色人種の日本人。血赤色の珊瑚は、肌の映りが良く、

年配の女性でも艶やかさを漂わせます。

 色には国民性によって好みが有るようです。

アメリカやヨーロッパの人には、“エンジェル・スキン(天使の肌)”と呼ばれるピンク色のものが好まれています。

  中国では赤や紅はとても好まれる色のようで、

血赤珊瑚の大きな指輪が百万円以上の値段で、ショーケースに沢山並んでいるのを見たことがあります。

 

    花冷えで布団の上に丸くなっている修善寺 漱石さん。

    猫踏んじゃったの、椿山荘フォーシーズンズさん。

      昔流行りましたね~   黒猫のタンゴ

   タンゴはサンゴと 、     『 関係 ニャー』

     三五は、

   三と五。四がない。

∴死がない。 ⇒死なない。