夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

病院で過ごす時間を大切に

2020-07-28 22:16:16 | 日記・エッセイ・コラム
病院で過ごす時間を大切に

ケビンは今朝、長男に付き添われて無事に入院しました!!
私は家の駐車場で見送りました。

センターの玄関先で不法侵入者取締りの見せ物みたいな
不愉快な思いを二度としたく無いのです。

経緯6月夫の手術当日朝八時頃 センター玄関先

『手術の付き添い者は原則として一名』と断られ、
私が Г自分は身体障害者手帳も持っている脳幹出血後遺症の患者なので、台車で荷物を運ぶなんて出来ないし、
息子は、不要なカバンを個室の病室から玄関に運ぶだけ」と言っているのに、
朝八時頃玄関先に、複数まとまって並んで立っているお役人風の職員の中の
全く聞き耳を持たない男性に身体障害者手帳も確認されずに頭から断られ、
彼はなんと
多分、部下と病院看護婦の女性に、台車を持って来させて私に「使え」と言うので、
「全身の疼痛で痛くて、杖をついてやっと歩いているのに、台車なんか押せない。」
慢性の疼痛で立っているのも辛いと言うのに、その間にカバンを取りに行ってくれた方が余程ありがたかったです!


「椅子ならば押せる」言うと渋々と車椅子を貸してくれました。

夫を人質に出していますし、影が見つかってから数ヶ月間待ちに待った手術当日。
夫の身に
何かあってはいけませんので、カバンも引き上げないで息子は玄関先で玄関払いされて、仕事へ。

6月29日退院日に

身体障害者は、
荷物を運ぶ台車なんか押せないと言う意見を書いて意見箱に投書したら、
事務局長の署名入りで、7月13日の日付で
次のような返事が返って来ました。



一枚目
前略
先日、ご意見箱にお寄せいただいたご意見につきましてお返事申し上げます。
現在、当センターでは付き添い者の人数制限を実施しており、手術の付き添い者は原則として1名までとさせていただいております。

( 中略)

付き添いの方の 健康に不安がある場合は、 代わりに別の方に付き添っていただくようお願いいたします。

二枚目

当センターでは、
「患者さんと家族を徹底支援する」ことを理念の
一つとして掲げ、職員一同、医療の質の向上に取り組んでおります。
このため、患者さんや家族の皆様から寄せられたご意見、ご助言などを真摯に受け止め、
より高い医療の実現を目指してまいりたいと考えております。

今後とも、何かお気付きの点がございましたら、お申し出いただきますようよろしくお願いいたします。


読んだ感想

却下されて、無かった投書になるのかと思っていたら、
半月遅れでも返事が来たのは信じられない!?


医師やGICUの方などは素晴らしい方々ですが、
三回行っただけでも、事務的にはあちらこちらで不備が見えます。

例えば外来受診
予約票に記入されている事項と受診当日受け取る受付票の内容が違うなど、コンピューター
システムの不都合だと思われます。
患者に不安を与えないように、自分が患者だったら
自分の配偶者が患者だったらと言う視点を持って欲しいと思います。


人手不足や経費の問題も勿論在るでしょうが、人間関係に歴然とした上下の差があるようです。
トイレ掃除など裏方さんたちは、コロナに対して大変な
ご苦労をなさっていると思います。




安倍さんたちの詭弁を手本とした役人風の文章ですね~
おそらく事務方が代筆して、事務局長が署名したものだと思います。
が、読んだだけで、

何かかったるい!?
矛盾だらけ
原則には例外があるの?
どういう場合ですか?

患者さんと家族を徹底支援って
高齢化時代の今、
家族揃ってみんな健康。
何の問題も無くて平日の手術当日、別の方が付き添える患者って?

独り暮らし。
独身。未婚。離婚。死別、生別。
子供がいてもみんなそれぞれ事情を抱えています。
若くても、肉親、親兄弟姉妹がいない人もいます。
幸せな患者ばかりではありません。


もう少し他人の痛みを知る想像力と労りの気持ちを持って欲しいです。



コロナのせいにしておけば、何でも有り みたいな対応
良くないですよ。

もっと検討して、話し合って、知恵を出し合って、より良い対応策をお願い致します。