夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

ケビンは、大当たり◎

2021-12-08 23:08:46 | 日記・エッセイ・コラム

ケビンは、大当たり◎

宝くじだったら、二等☆

 

故郷の保育園。小学校。中学校で一緒に学び、大人になった幼なじみのスミレさんから

先日届いたお見舞のハガキ。

    タンポポさんは、良いお医者様に当たって良かった。

    特に御主人様は“大当たり”ですよね。

 

私もそう思っています!

平成2年7月にクモ膜下出血で倒れた私の母が、薄れ行く意識の中で

譫言のように、長兄、私の名前を呼ぶのですが、

次兄、三番目の兄や三人の嫂たちの名前は一切出て来ませんでした。

 

      病気のなせるワザ。

わざと無視している訳では無いのですが、

本当に助けてくれる人。

何かを頼んだら、直ぐに行動してくれる人。

大切にしてくれる人の名前しか呼びませんでした。

母『ケビンさん、頭が痛いから、トクホン買って来てくれる?』

ケビン 「解りました。直ぐ買って来ます。」

 

  病気で倒れる前に、母子で一緒に畑の草取りをしている時に、一体

何があったのでしょうか?

 「お嫁さんたちは、全部ハズレ」と愚痴をこぼしていました。

私の配偶者のケビンだけは、貶したり、ハズレなどとは言いませんでした。

    母もケビンは当たり◎と思っていたのでしょうね……

 

紅いお茶の花