ポンポンダリアの花のような女性は、私の介護ヘルパーのひろ子さんです。
私よりお姉さんです。
北海道の出身で、熱烈な恋愛結婚で、はるばる富士山麓に嫁いで来たそうです。
何でも良く出来て、特に料理の腕はプロ以上です。
スタイルも抜群で、動きもカモシカみたいに機敏です。
娘時代に明るくて、元気が良いので、華道の先生がГひろ子さんはポンポンダリアの花みたいだね!」と言ったのだそうです。
本当にポンポン弾むゴムボールみたいに躍動感に溢れている女性です。
彼女が来て下さると私は安心して、爆睡してしまいます。彼女が、帰った後はまるで魔法を掛けたみたいに、家の中が私のお気に入りの状態になっています。
ご主人様がリウマチのようで、私の疼痛も理解して下さいます。
ひろ子さんには、いつまでもポンポンダリアのように元気に弾んで欲しいと思っています。
白式部の実
四つ溝柿の実
小さな木にこんなに沢山。
鳥に食べてもらって、糞と一緒に種まきしてもらえるように、子孫繁栄の為に遠くに運んでもらえるようにたわわに実っています。
花はあまり目立たないのに、秋のほんの一時実の美しい白式部。
とても品があります。
知らないと側を通っても見過ごしてしまうような清楚な木の実です。
四つ溝柿の木。
渋柿です。
このままでは渋いので、渋抜きをして食べます。
昔は湯抜きと言って、ビニール袋の中に柿、塩、タデ、水を入れて口をしっかり縛って、お風呂の残り湯に一晩浸けて渋抜きをしました。
晒し柿と呼んでいました。
今はドライアイスや、焼酎で渋抜きするそうです。
勿論干し柿にもします。
木の上で熟すとドロッとして甘くなります。
秋は木の実の彩りが元気を与えてくれます。