今日は体調も良かったので、お気に入りの花友達(80才位の女性)のお宅まで、セニアカーで散歩。
途中春爛漫の景色を堪能して目指す旧家に到着。
運良く畑仕事をしていた!
Г奥さーん」「元気だった?」
お互いに久しぶりの再会を喜んだ。
暮れから入退院を繰り返していたことなどを話す。
彼女も色々大変な事があったようだ。
「五分待ってて」と言って慌てて菜の花の新芽を摘んで下さった。
お金を払おうとすると「奥さんに食べさせたいと思って」と言って下さったので、有り難く頂いて来ました。
低血糖用に持ち歩いているお菓子が好きと言うので、本当に一つお裾分け。
クモ膜下出血で倒れてリハビリ中の私と同じ名前の奥さんが、私を最近見かけないけれど宜しく伝えてと言っていたよと何度も何度も伝えてくれました。
有り難いことです!
体調不良のために昨年から両親の墓参まで夫や息子達に頼んでいる私。今日は御殿場の山越をして、富士霊園に義父の墓参に連れて行って貰った。
何の親孝行も出来ないうちに早逝した両親達にせめて仏様の花だけは沢山手向けたいと丹精して育てている桃や、雪柳などの花を沢山持って朝早く出掛けた。
ところが途中でだんだん息が苦しくなって来た。
また倒れて迷惑を掛けては大変と、富士霊園から進路を変更してもらって、帰宅しそのまま寝込んでしまいました。
体力的に遠出はまだ無理だったようです。
途中の杉林の花粉に呼吸器をやられてしまったようで、ダウンしてしまいました。
昔、昔、私がまだ小学校にも入らない頃、両親達は杉の苗を一本一本富士山麓に植林しました。
この木が大きな樹になったら、新しい家を建てる。
子供の学費の足しにする。結婚費用にする。
五十年後の夢を一本一本の杉の苗に託したのです!
けれども、結果は安い外材の輸入により、皆さんご存知の通り。
想像もしなかった杉花粉の被害や、荒れた林の増加です。
間伐されない林は根こそぎ倒れています。
下草の手入れをされていない、荒れ果てた杉や檜の林を見ながら、
先祖の苦労を偲んだ春分の日です。
初夏の陽気です。
私は昨年の秋以来久しぶりにセニアカーで散歩をしました。
今年まだ出会っていない、土筆の生えている場所へ直行。
間に合いました!
白い野生のタンポポも健在です!!
安全運転で、何時もの道祖神へ参拝しました。
夫婦仲良しの秘訣は、見ざる、聞かざる、言わざる。
道祖神の隣に三猿の石塔が立っていますよ…
我が家の庭の小さな花々も、健気に咲き始めました!
ムスカリ、菫。
霜柱の中から顔を出していた親指姫みたいな赤いチューリップの花。
私が入院中にこんなに成長していました!
散歩中春風が吹いて、早咲きの桜の花びらがヒラヒラと気持ち良さそうに舞っていましたよ……