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【就活トピック】電通の手帳から「鬼十則」削除へ。

2016-11-19 22:52:03 | 日記
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【就活トピック】

電通の動きが注目された今週のトピックです。

『電通は従業員への心構えとしてきた「鬼十則」について、2017年の従業員向け手帳への掲載を取りやめる方向で検討を始めた。「取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは・・・」という内容が過重労働につながっているとの指摘を受けている。』(日本経済新聞2016.11.18)


(画像:NHKニュース)


内定の決まった大学4年生も、これから就活をスタートさせる大学3年生も「過労死につながるような残業の強制」がある会社なんて嫌だよね。(※社会人も同じです)



グループディスカッションでディベートしたい「仕事と残業」

これをテーマにしてみますね。


・・・・・休憩スポットはこちらへ・・・・・・・・

管理人tarebonはアメブロもやってますので、就活の息抜きでよろしければ、そちらもぜひご参照ください。(不定期更新)

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■補給と休養を軽視した日本の弱点■

電通の社訓『鬼十則』が、仕事の原則論から変質して『過重労働の正当化の代名詞』になっていった経緯については今後さまざまな研究・意見が出てくると思います。


また過労死問題の根底にあると言われている日本的な勤労観も問題視されています。
そこで当ブログでは、日本が負けた戦争の教訓から学んでみようと思いました。


“補給と休養の軽視が、今でも続く日本社会の弱点なのかもしれない”ということです。


つまり過重労働・残業の強制は、組織管理における補給と休養の軽視でもあるという考えかたです。



■3ヶ月で交換したアメリカ軍と2年分の日本軍■

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第二次世界大戦中のアメリカ軍の記録では、兵員一人につき衣服は3ヶ月ごとの予備。弾薬、兵器、糧食、衛生用薬品などは戦場近くに常時45日分を蓄えることが最小限の標準であったのに、日本軍ではたとえば衣服でも2年に一着の予備しか準備していなかったという。
(堀栄三「大本営参謀の情報戦記」文春文庫から)


補給や休養を軽視し、精神力だけで戦おうとしたところに日本軍の敗因があったとする考え方です。


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兵站学(ロジスティックス)が未発達なまま近代戦に突入し、補給計画なしで兵糧を現地調達で賄うというインパール作戦のような失敗は代表的である。
(佐々淳行「危機管理のノウハウ」PHP文庫から)




佐々淳行の次の言葉も、覚えておくと便利なキーワードになりますね。

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休養についての無理解も1つの悪い特徴で、「全員火の玉になれ」「こんな大事なときに休みをとるとは国賊だ」「上司である俺が徹夜しているというのに寝る奴があるか」と、上下左右、お互いに牽制しあい、気がねしあって、全軍オールヘトヘト体制をとる弊風が日本的発想の危機管理体制には根強く残っている。

※※※※※※※※※※※※
佐々淳行「危機管理のノウハウ」PHP文庫(1984年)



■必要な材料を仕入れておこう■


ところで就活テーマの当ブログとしては「残業のない、あるいは少ない会社の見つけかた・選び方」を書くほうが良かったかもしれませんが、さすがにそれは難しいです。


まずは「残業をしなくて終わらせるハイスペックの仕事能力・テクニックを身につける」ことを目標に、学生時代に頭脳訓練をしておくことがベストですね。


あとは、日本的な職場環境の弊害を理解して、無駄な残業を減らそうとする会社づくりに自ら参加する意識を持つことかな。


入社する会社、入社を希望する会社で、自分が会社風土を変えていくために何が必要なのか。そのための理論武装・知識・技術・周囲を説得するための学びだ。

またね。





2016.11.19




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