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みんなで次のソニーをめざせ◆大賀典雄氏の音楽葬◆ダブルキャリア。

2011-06-24 09:06:09 | 日記
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◆MSN産経ニュース2011.6.23から

※※※
 4月23日に81歳で亡くなった元ソニー社長で、東京フィルハーモニー交響楽団の会長・理事長を務めた大賀典雄氏の社葬が23日、東京都内の音楽ホールで営まれた。親交のあった関係者ら約1100人が参列。音楽を愛し、「SONY」を世界的なブランドに育てた故人に別れを告げた。


 社葬は、大賀氏が館長を務めた東京文化会館で、東京フィルハーモニー交響楽団がモーツァルトのレクイエムなどを演奏する音楽葬の形式で開かれた。葬儀委員長はソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長が務めた。
※※※


以下は2011.4.27就活ポインターの記事から抜粋させていただきます。


◆ピアノの鉄骨

※※※
こんにちは。

就職人気企業の一つ、ソニーの名物経営者で
元社長の大賀典雄氏が
去る2011年4月23日に81歳で亡くなられました。


有名な話ですが、大賀さんは

東京藝術大学音楽学部出身のプロの音楽家でありながら
ソニーの経営者として大活躍されたことです。



◆大賀さんのこだわり

大賀典雄さんのソニーでの業績は、いろんな経営本に書かれています。
その影で、あまり引用されないエピソードにこそ注目してみよう。




♪芸大の卒業旅行でヤマハの工場に行ったときの話♪

※※※
夜の席で私は宴会にかこつけ、「世界のピアノのなかで鉄骨が一番汚いのがヤマハのピアノですよ」と苦言を呈したら、川上さん(後の社長)は翌日、「ヤマハの技師を全部集めるから、そこで君が話をしてくれないか」という。

私は学生の分際ながらヤマハの技術者たちを前に、「いいピアノを作るには、まずいい鉄骨を使わねばならない」と話した。

・・

一時は「大賀君は留学から帰ったら、日本楽器に就職するのではないか」と噂されたこともある。
※※※
(大賀典雄「SONYの旋律」日本経済新聞社2003年から)


大賀さんの音楽へのこだわりが純粋だったからこそ
ピアノの鉄骨にわざわざ注文をつけたのだろうと思います。

※※※


◆いい鉄骨を作ろう。


大賀さんは声楽家ということで、
〝自分の体が楽器であった〟ということも関係あるのでしょう。

まずは骨格をしっかり作ろう。



就活の骨格というのは
確固とした勤労観や職業観なのだと思うよ。



そしてこれから就活を考え始める大学3年生には
大賀さんのような異彩を放つ存在を目指してほしい。


ここでいう異彩というのは
ダブルのキャリアということです。



◆骨格の上に複数の分野を束ねること


キャリアというのは一つの能力だけでは
成長に限界がくる時代になってきたんだ。


まったく異なる2つの分野を
組み合わせていくことに新しい時代の
方向性があるように思うんだ。



それがソニーの
〝ものづくりスピリッツ〟
の原点なのかもしれないよね。



◆最初からソニーではなく、ソニーを越えていこう。



就活生に向けていうならば
たとえば
ソニーに入社することでもう自己満足するような
メンタリティではダメだよ。


ソニーはなるほどいい会社だ。
そこで働く優秀な社員さんも知ってます。



これからは
それぞれが入社する会社で
その会社を


〝ソニーのような会社にしていくのだ〟
という気概やチャレンジ精神をもとう。



大賀さんに敬意を表し
静かに思う今日です。


ではまたね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ソニーの旋律 (tarebonkuma)
2011-06-24 09:12:59
大賀さんのことを覚えておこう!

※※
式辞で、同社のハワード・ストリンガー会長兼社長は「あなたの奏でる『ソニーの旋律』で我々を揺るぎない未来へと導いてください」と語りかけた。
※※
2011.6.24読売新聞記事から

音楽家であり経営者であったということは21世紀の経営者の可能性の『ひな形』なのだと思うこのごろです。


そういう人になりたいなぁ!
返信する
ブログ記事の完結から (tarebonkuma)
2011-06-24 10:52:19
同じ記事を再録掲載するのは、あくまで『大事な内容はバリエーションを変えて登場させたい』という就活ポインターの趣旨からやってます。

前回記事は音大生向けだったので、今回は追記しながら、視点を変えている部分に注目していただければ幸いです。


返信する

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