おはようございます
昨日はスタンフォード大学の集中講義を紹介しましたので
今日はハーバード大学の人気講義から。
アメリカでは
「天職志向」が
スタンダードになりつつあるようです。
◆労働とキャリアと天職と
※※※
心理学者のエイミー・ウジェスニエフスキと仲間の研究によると、人は仕事を「労働」「キャリア」「天職」の3つのうちのひとつとしてとらえているといいます。
・・
働くことを「天職」と感じている人々にとっては、働くこと自体が目的です。
■Think■
あなたは仕事を「労働」「キャリア」または「天職」のうちのどれととらえていますか。過去の仕事についても同じことを考えてみてください。
次の質問に答えて下さい。そしてそれぞれの答えに、どういったことが共通してあるかを考えて下さい。
■Action■
1.meaning(意義)
私にとって意義あることは何だろうか?
何が私に目的意識を与えてくれるだろうか?
2.pleasure(楽しみ)
私にとって楽しいことは何だろう?
どういうことをしていると楽しいのだろう?
3.strength(強み)
私の強みは何だろう?何が得意だろう?
※※※
ダル・ベン・シャハー/成瀬まゆみ訳
「ハーバードの人生を変える授業」大和書房2010年より
ダル・ベン・シャハー教授は
「ポジティブ心理学」で人気のある人です。
職業選択の指針として
生活のための「労働」や職業の成功「キャリア」よりも
自分の「天職」を発見することを考えていこう。
という考え方です。
◆音を消して発見
今週ブログで取り上げた
企業の採用基準TOEIC点数に関連して
面白い話を見つけました。
TOEICで990点満点を連続記録している菊池健彦さんの
「ある発見」です。
※※※
英語には大雑把に数えて15種類の母音がある。
たとえばCNNのアナウンサーがしゃべっている時、音を消して口の動きをよく見てほしい。それをNHKのアナウンサーが日本語をしゃべっている時と比べてほしい。
そうすると英語を話すには、どれほど顔全体の筋肉を使わなければいけないか、よくわかるはずだ。
※※※
菊池健彦「イングリッシュ・モンスターの最強英語術」集英社2011年より
英語の発音は日本人にとって
「顔全体の筋肉を使わなければいけない」のですね。
そのことをCNNとNHKのアナウンサー画像から認識すると
たしかに実感できます。
◆音を消して考えよう。
菊池さんの「発見」は
英語を職業にしている人ならではの観察力なのですが
職業選択での「天職の発見」にも使えるヒントがあります。
それは
「静かな環境で、周囲の音を消してみる」
ということです。
雑音に惑わされないで映像(心の客観視)を眺めていると
「発見できる」ことは多いものです。
今月末にはTOEIC受験もあるので
勉強中の就活生もいるだろうと思いまして
ハーバードのダル・ベン・シャハー教授の授業を
英語で学んでいる気分で
「静かに」考えてみましょう。
※※※
1.meaning(意義)
私にとって意義あることは何だろうか?
何が私に目的意識を与えてくれるだろうか?
2.pleasure(楽しみ)
私にとって楽しいことは何だろう?
どういうことをしていると楽しいのだろう?
3.strength(強み)
私の強みは何だろう?何が得意だろう?
※※※
★★★☆☆☆★★
就活で企業応募するときには
persuasion(説得・信念)を
表情豊かに語っていこう。
ただし
いたずらな就活テクニックで
目先の内定だけ目指すような
周囲の雑音(アドバイス)は
排除しよう。
日本の学生もアメリカの学生も
将来の職業選択は「天職志向」
であるほうが
やはり私もオススメしたいです。
★★☆☆☆★★
ではまた!
ランキングの推移を見ながら、どういうテーマで書くのがベストなのかを「スタンフォード式」(昨日のブログ参照下さい★)で改良していきたいと思います。
古代ギリシャのツボに、音楽を奏でている絵が描いてあるのを見て、キーツは聞こえない古代の音を想像しています。
聞こえない音のほうがベターということで一般的なヒントです。
『私は●●ができます』
と自分中心に言い切ってしまうと、相手がその●●に関心がない場合は見向きされません。
『私は「御社の」●●に適している』
と相手の視線から自分を判断させるようなニュアンスをまぜると
『それなら我々でアナタを確認してみたい』ということにつながる可能性がありますよね。
まだまだいろんな方法があるよ。
とにかくThink!応援してます!