拝復
久しぶりのお便り懐かしく拝読いたしました。単調な毎日の中で一服の清涼剤のようなさわやかさを頂きました。本当にありがとうございました。本文を読んで行くうちお元気な皆様の様子が目に見えるようでとてもうれしく、又うらやましくさえ感じました。
私の方は、主人が脳溢血で倒れ半身に麻痺が残りましたが右手が使えお風呂以外は殆ど自分で出来るまでになりました。しかし私は難病を患っていたため思い切って二人一緒に有料老人ホームに入ってしまいました。全部個室で食事もすべて各部屋へ運ばれて来ます。近くに総合病院が併設されていて、それ以外にも施設の専属のお医者さんがみえます。看護士さんは24時間体制で常駐です。
私は入所1年目は元気があり月に2~3回は自宅へ日帰りしていましたが、半年前に体調を崩しそれ以後外出は不可能になってしまいました。近くのコンビニへ出かけるのがヤットです。 それでも体力が付かないかと自主トレと称し頑張ってはいますがナカナカ元のようにはなりません。
気分転換に簡単な散歩と主人が上げたブロブの校正をしています。時々は自分自身のブロブを上げたり毎回の写真を受け持ったりしています。
ここでは時がゆっくり流れていきます。そのため、マイペースでスローな時を刻んでいます。
お互いに年を取りました。健やかな毎日を送られますよういのっております。
5月8日 かしこ
《追伸》私が造った80坪のイングリシュ風ガーデンは今は雑草畑となっています。長年かけて造ったので、心が痛みますが、主亡き後いたしかたないことです。(E)
前庭のばら