鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第27回】 今までの自分の経験則からぬけられない人

2011年01月27日 | 住宅コンサルタントとして
どんな業界にも、その業界のパフォーマンスにおけるアベレージが大抵あります。

例えば、建材販売店の平均粗利益率は12~13%であるとか、
注文住宅の営業マンであれば、年間6棟前後であるとか・・・。

もちろん、コンサルタント業界にも、アベレージがあります。

しかしながら、そのアベレージをはるかに凌ぐ結果を出している会社や人が、
世の中には数が少ないですが、ちゃんと存在しているのです。

建材販売店でも粗利益率を平均の1.5倍以上確保されている会社もあります。
注文住宅会社でも、営業マン1人あたり平均12棟以上受注している会社もあるのです。

経営者は大抵、高い目標を持っていますので、
業界のアベレージ以上の結果を出すことを目指し、そこを目標にします。

その目標を出されても、自分の殻だけで物事を判断する癖がついているスタッフは、簡単に

「そんなの出来る訳ないじゃん!」

と言い放ちます。

その業界に携わっていた期間が長く、しかもプライドや自負が高いと、なおさらです。
(すばらしい結果を出す人ほど、謙虚で素直なんですが・・・)

こうした方に、素晴らしい会社の現状をお伝えしても、

「そんなの、今のウチの現状と全然違うレベルの会社の話をしても、よく分からない」

と一蹴されたりします。

そして、そういう人は、

「きっと、そういう高いパフォーマンスを出している会社は、何かすごいことをやっているに違いない」

と思って、その魔法のようなやり方を教えてほしいというのです。

しかしながら、高いパフォーマンスを出している会社というのは、
ものすごい小さな正しいこと、素晴らしいことをビックリするくらい積み重ねているだけなのです。

血のにじむような努力を重ねているだけなのです。

その小さなこと1つを見たとしても、今までの自分の経験則から抜け出せない人は、
価値が分からないのです。

だから、業界平均値から大きくかけ離れた目標を設定し、それを達成するのには、
まずスタッフの素直さ、謙虚さ、人間性の高さが必要になってくるのです。

B2Cの会社で、レベルの高い会社は、
例えばお客様のお見送りの仕方、お客様が事務所に入ってきたときの対応から、
事務所のキレイさ、ご用意する飲み物など、すべてにおいて違うのです。

これを実現するには、スタッフの感度を上げていかなくてはいけません。

スタッフの感度を上げるためには、素直なスタッフでなければいけないのです。

高い目標を達成するためには、スタッフの素直さを高めていかなくてはなりません。
能力や経験よりも、素直さがある一定の段階を超えると重要になります。

スタッフの素直さを高める、ということを実現するためには、素直なスタッフを採用する、
という決断を経営者がするしかないのです。
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