鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第21回】 失業率

2011年01月21日 | 住宅コンサルタントとして
失業率が高いと世間では言われています。

しかしながら、私のクライアントは全社とも、優秀な人材をいつでも受け付けておられます。

完全に人材不足の世の中だと思います。

なぜ失業率が高いのかというと、それにはいくつかの理由があると思います。

・自分の実力や経験は大したことがないのに、
有名な一流と言われる企業、もしくは自分がやりたい職種じゃなければ働きたくないと思っている
・今の時代、企業が求めている人材のレベルを理解しようとせず、
自分を今の時代に通用するよう、成長しなければという自覚と行動がない

もちろん日本全体でみれば、
働きたいと思っている人と人材を募集している企業のバランスが
若干崩れているのかもしれませんが、
自分の実力を理解したり、自分がやりたい職種に求められる実力を身につければ
まだまだ働くことが出来るのではないか、と思います。

大体、考え方の甘い人は、「私を採用さえしてくれれば、通用するように一所懸命頑張ります」
という程度の気持ちをやる気と思っていますが、そんなのはやる気でもなんでもありません。

採用してもらえるようになりたければ、
採用される前からやるべきことをトコトンやって準備をしていなければ、やる気とは認められません。

それが、今の世の中の基準だと思います。

また、収入が一定額に届いていない、失業している人などに対して生活保護が支給されています。

もちろん、ご家族の介護があったり、ご自身が働けない事情がある方には、
ちゃんと生活が出来るように支給を継続していかなければなりません。

しかしながら、単に仕事を選り好みして職が見つかっていない人、
自分が通用するよう、自身を成長させようと努力もせず、職がない人、
実際には婚姻生活が継続しているのに、戸籍上離婚して母子家庭だと主張している人に
生活保護を支給するのはどうかな、と思います。

その支給額、3兆円を超えているそうです。

自分が就きたい職業が、どのレベルの人材を求めているのか、
そこを調べ、努力している人は、希望の職に就けていると思います。

自分がやりたい仕事。
その職に就くために、経営者がどのレベルを求めているか、考えてみたことはありますか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする