鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第402回】 つい通いたくなる繁盛整骨院

2012年02月06日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はもともとあるクライアントでセミナーを開催する予定だったのですが、
それが中止になったのと、我が家の次男の誕生日祝いをしたい、ということもあって、
今年度、初のオフを頂きました。

そう考えると、今年は1月からかなり飛ばしています。。。

毎年、秋には疲労が溜まりに溜まるので、ほぼ毎日マッサージに行くのですが、
毎年1月2月は疲れも溜まっていないので、通常は利用しません。
しかしながら、今年は1月から結構ハードに動いていたので、
肩や腰、足と首(←それって、全身やん!)に猛烈にコリが溜まっていました。

我が家の近所に、オーナーが私より年下の男性が経営している整骨院があるのですが、
体が悲鳴をあげているので、午前中にそこに向かうことに・・・。

到着したのが11時過ぎでしたが、院内は満員で、私の前に10名ほど待っている方がいましたし、
私が受付をした後も次から次にお客様が来院される状態でした。

その整骨院がなぜこれほどまでにお客様が来場されるのかというと、
そのポイントがいくつかあります。

まず、電気を流してコリをほぐしてくれる機械、それから足全体を空気圧で刺激してくれる機械、
更にはウォーターベッドなど、施設が非常に充実しているということです。

この機会の他に、実際に施術をしてくれるわけですが、その施術時間も非常に長く、
本当に皆さんお上手にコリをほぐしてくれます。

以前勤めていた会社のあった大阪の中津にも整骨院がありましたが、
そこはマッサージ器のみでほぐしてもらい、かつ施術時間がメチャクチャ短く、
物足りないといつも思っていました。
その中津の整骨院と比べると、施術そのものや設備で圧倒的な差があるのです。

ただ、私がこの整骨院に行きたくなる理由の最たるものは、
ここの院長(=オーナー)に会いたい、という気持ちが強いからです。

「鬼山さん、来なアカンって言うてますやん!」
「だから、週に1回とか、2週間に1回来ないと全然体が良くならないって言うてますやん!」

と、いつも怒ってくれるのです。

更には、3ヶ月ぶりに行っても、前回、私と話した内容を院長はちゃんと覚えていて
(私はほとんど忘れていますが・・・)、ツボをかなり強く押しながら、
いろんな会話をしているのです。

その痛さと言ったら、言葉に出来ないくらいで、私はこの整骨院の中で、
どの患者さんよりも大声を上げて、施術を受けているのです。

施術してもらいながら、こうしたいろんな雑談を交わすのがとても楽しいのです。

整骨院に通う目的は、コリを治してもらうことなのですが、
その本業の技術に加え、雑談が楽しいので、近隣の方の大半がここを利用するのでしょう。

住宅会社、リフォーム会社も同じだと思うのです。
家の相談、土地探しの相談、資金の相談は出来て当たり前。
それに加えて、雑談が面白いかどうか・・・。

雑談力を鍛えるために、営業マンはたくさんの本を読んだり、いろんなお店に行ったり、
各地域に旅行に行ったり、育児や教育についても精通している必要があると思います。

現に私の個人的友人でもある、トップ営業マン(昨年、講演していただいた、あのトップ営業マンです)は、
本当にビックリするくらい、いろんな話題を提供してくれますし、ずっと一緒に居ても飽きません。

皆さんの雑談力は、どの程度のレベルにありますか?

商談後のお客様と、時間は短くとも雑談で盛り上がっていますか?
コメント
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