鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第424回】 新卒の学生が育つ環境

2012年02月28日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアの住宅会社でのコンサルティング。

ここの会社の最大の強みは、若いスタッフが自発的に考えて動くこと。
そして、若手がドンドン育つことにあります。

このクライアントの社長と出会ったのは、今から5年前。
そしてその頃からお付き合いをいただいています。

当時から、とにかく良い人材の採用にとても力を入れておられ、
人材の採用・育成に本当に投資をしてこられました。

今から4年前。
その頃から新卒採用を始められ、
1年目で入社した2名の社員(この3月で丸3年)は、今バリバリ活躍されています。

そして、昨年の4月に入社したスタッフもメチャクチャ優秀で、
昨日はその入社1年目のスタッフが私に意見を求めてくれたのですが、
このスタッフが考えていることのレベルの高さや発想力に、もう衝撃を受けまくっておりました。

「私がお客様の立場だったら、こんなのあったら便利かな~、なんて思うんですけど・・・」

というその発想力、並びにその発想を形にする行動力共に、本当に素晴らしいのです!

私は思ったことをストレートに表現するので、関西人以外には、かなりオーバーリアクションに映るでしょうが、
本当に衝撃を受けまくっておりました。

「将来、どこまで伸びんねん!」

と・・・。

また、今年の4月から入社する予定のスタッフは、この1年間の研修やOJTで大きく成長され、
何と入社前に家1棟分の積算が出来るようになっていたりします。

「この先、どこまで大きくなるねん!」

って感じがします。

業界の常識にとらわれず、若い幹部がのびのび仕事をしています。
また、彼ら若手幹部は、自分自身がやりたいことをやらせてもらえるよう、
自分で企画書をドンドン作成し、社長にぶつけています。

で、社長がOKを出して、それが実行に移されているのです。

「最近の若い学生に、なかなか良い人材が居なくて・・・」

という言葉を耳にしたりしますが、このクライアントにお伺いしていますと、全くそんなことは感じません。

むしろ、私たちが若かった頃よりも、「もっと優秀やん!」って思ってしまいます。

優秀な学生が働きたいと思う会社。
学生が入社してから大きく伸びる環境。

そのキーワードですが、皆さんは分かりますか?
コメント
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