鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第423回】 エリアによってマーケティングを変えなければならない

2012年02月27日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアで、リフォームイベントのサポートをさせていただいておりました。

来場結果の方は、総来場100組、現調アポ51組という内容で、
昨日お伺いしていたエリアとしては、過去と比較してかなり良かったです。

しかしながら、同じイベントを他のエリアで開催すると、
総来場200組、現調アポ80組くらいの数字になったりします。

要するに同じ企画、同じ販促手法をとっても、
結果として倍程度の数字の差が出ます。

この差をどう分析すればいいのでしょう?

こうした反響数の差に大きな影響を及ぼしている要素としては、

①エリア内での同業他社のレベル
②同業他社のイベントの頻度
③その会社が持つ地域に対するブランド力
④その地域のエンドユーザーの情報収集手段

などが挙げられます。

③に関しては、日本全国どのエリアでも、本当に重要なポイントで、普遍的なのですが、
①②④に関しては、エリアごとで正直全然異なるのです。

新築にしても、リフォームにしても、一生涯における購買頻度はとても低いので、
試し買いなどは基本ありません。
ですので、同じエリアで同業他社のレベルが高いと、非常に商売が苦戦します。

新築なら、商品による差別化が可能なので、それでもまだ商売はやりやすいのですが、
リフォームともなれば、差別化は非常に難しいのです。

そんな中、一昨日、昨日のイベントでは、参加された各社さんがお忙しい中、
見事に事前に出させていただいた課題をやり切っていただき、
何とか同エリアの中では良い結果に終わったのではないか、と思います。
(ちなみに、会場をお借りしたメーカーさんのスタッフさんは、来場結果にかなり驚かれていたようです)

参加して下さった皆様、本当にお疲れ様でした。

3月、4月とイベントが続きますが、どのエリアでも成功させたいと強く思っています。
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