鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第507回】 記憶するということ

2012年05月21日 | 住宅コンサルタントとして
昨日はとあるエリアのリフォーム会社様のコンサルティング。

創業3年目に突入された、まだ新しい会社さんです。

このクライアントの社長は、おそらくリフォーム営業としては、日本トップクラスのお力の持ち主です。
あるリフォーム会社様にお勤めでしたが、そこでもずっとトップ営業マンだったと聞いています。

クロスの張替の相談をお客様から頂いたとしても、
お客様のご自宅を訪問し、お話をすると300万以上のリフォームになるというくらい、
お客様の懐に入るのがお上手ですし、お話もとにかく面白いです。

しかも、お客様に対して、仕事に対してはとても心が入った、素晴らしい姿勢で取り組まれます。
口だけの営業マンとは訳が違うのです。

当然、過去のOB様からのリピートや紹介も多く、年間1億円以上を毎年受注されつつ、
経営をやりつつ、マーケティングや企画もされています。

それでいて、私がお伺いする際には、段取りを既に済ませていて、
電話がかかってくることが非常に少ない、本当に素晴らしいビジネスパーソンだと感じています。

昨日、とても嬉しいことがありました。

社長と一緒に食事に行く際、社長に

「この間は、ハンバーグだったから、今日はそばでもどうかな?」

と訊かれたのです。

私も前回、社長と何を食べたのかは記憶していたのですが、
こうした心遣いをしていただいたことに、とても嬉しい気分になりました。

人を大切にする方というのは、時間を守ったり、心配りが出来たりするのですが、
自分のことを記憶してくれていたりすると、とても嬉しくなります。

また、会話の中でもハッとさせられることが多々あります。

「何でもかんでも、社員さんにやらせようとし、経費を削減したがる経営者っているでしょ。
でも、例えばパートさん1名を雇用し、月の経費が10万円上がったとしても、
社員さんが1時間、毎日早く帰って家族と接する時間が増えるのなら、俺はそっちを選ぶ」

とか、

「どれだけ優秀でも、お客様や仕事に心が入っていない奴は、ウチの会社にはいらん。
心が入ってさえいれば、お客様にはちゃんと伝わるし、最終的に伸びる。
優秀だが心が入っていない奴が辞めても、一時的に売上は下がるかもしれないが、
それは必ずリカバリー出来る」

など、自分なりのポリシー、こだわりをお持ちなのです。

もちろん、信念にも共感が出来ます。

その人を大切に思っていることを伝える上で、その人とお話した会話の内容、
食事した場所やメニュー、以前お会いした時のファッションなど、
その人のことを記憶していると、こちらの気持ちが伝わります。

私自身、いろんな方との出会いのシーンや会話をした内容を覚えている方だと思いますが、
記憶力をもっと高めたいと思った1日でした。
コメント
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